2019年2月26日火曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 26

とうとう、やっとやってきた契約日。午後有給休暇を取り表参道へ。
200人は入ろうかという大会議室で始まった説明会に出席したのは4家族5名。へ? こんなに少ないの?
壇上に職員の男性が立ち使用許可証は大事にしてください、鍵は3本渡しますがJKKはマスターキー持っていないので大事にしてね、犬・猫は飼育禁止等々読めば分かるよ系の説明を50分。
では書類の確認を、と席を移動してチェックを受ける。義弟が本人確認用に提出してくれた健康保険証の裏面に住所の自著がなかったと指摘を受け、再提出の指示を受けるも数分で終了。めでたしめでたし。隣の席の女性は連帯保証人の年収が規定に達していないという指摘を受けていた。どうするんだろう?

ここまでこぎつけるまでの手間暇を考えるとあっけないほど簡単に手続きが終わり、しばし呆然とする。
まあいいや。とにかくも鍵の引き渡しを受けるべく、現地のセンターへ向かう。こちらもあっけなく引き渡しが終わる。
ここはこれで終わりだけど、先ほどの説明会でも話があった自治会長さんのお宅にアポなしで伺う。
というのも(都営アパートに住んでいる方にとっては常識なんだろうけど)、引っ越し時のトラックの置き場所とか毎日のゴミ捨ての方法とかはJKKは関与していなくて、民間の賃貸なら管理会社がやることを自治会に丸投げしているらしい。共益費は家賃と一緒に引き落とされるけど、それはエレベーターの管理くらいにしか使われておらず、共用部分の清掃とか照明の管理とかは別途封筒に現金を入れて毎月自治会に収める自治会費で賄われているとか。
いや、戸建てのうちの実家あたりは今でもそうやっているけど、パッと見普通のマンションに見えるこの住宅でもそうとは。ちょっとしたカルチャーショックだった。世の中キャッシュレス化がどうのこうのってかまびすしいけど、まったく関係ない世界だ。まあ自治会費がQRコード決裁に対応しましたって聞いたら、それはそれで驚きのような気もするけど(笑)

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