2019年2月28日木曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 28

引越しまで2週間を切り、さて箱詰めの開始だ。
朝サカイの担当営業が梱包資材を搬入。大段ボールが20枚、小が30枚、プチプチ10メートル、布団袋、食器の梱包用の紙、テープが2巻。どう考えても少ない。前回はこの日養分を値引きしてくれたけど、仕事を断るのに苦労しているような売り手市場でそんなに甘くない
不足分は追加発注するしかないけど、まずは始めてみないと何がどれだけ不足なのかが分からない。ずいぶんゴミを捨てたから案外これで足りるかもしれない。
とはいえ無造作に箱を作ってしまうと足の踏み場もなくなってしまうので、まずは息子の部屋の本から。本と言ってもほとんどはラノベとコミック。小学生の頃のポケモンなんて運ぶ意味あるのかね。箱踏めをして空いた本棚の後ろを掃除。次は書斎と呼んでいる納戸から、今回捨てていく本棚2本を玄関に出す作業。
かつては2,000冊を優に超える蔵書があったけど、地道に自炊をしてデジタル化したので、箱入りの本と見開きカラーの本とか以外はほとんど処分してきた。淋しいけど、引越しとかがあると減らした恩恵がある。
引越屋のバイトをしたら5分で首になりそうな息子を助手に作業。いいかげん壁紙がぼろぼろだからいいようなものの、こんなにあっちこっちぶつけちゃいかん。ともかく一番心配だった作業が無事に終わって一安心だ。

2019年2月27日水曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 27

自治会長さんの部屋と携帯の番号は、センターで渡された書類にも明記されていて! まずは**さんに話を通すようとの注意を受ける。
面倒くさい人だったら嫌だなあと思いつつインターホンを押す。運よく在宅されていた自治会長さんは人の良さそうな初老の男性。ああ良かった。
まずはご挨拶。と思う間もなく寒いでしょ、まあ中へとお声掛けいただきコタツに入りつつ諸注意事項を拝聴する。
もう完全にリタイアされている方らしく時間はたっぷりあると見え、僕は内心あせりつつもここはじっと我慢。まあ取引先の社長と話をしていると思えばなんてことはない。
でもまあ話を聞いてよかった。引越しトラックの場所、設備があちこちヘタレだということ、3か月を過ぎると自前の修理になってしまうのでそれまでにあちこち触ってみてがんがん文句をJKKへ言うこと、文句を言っても馬耳東風がほとんどだからその時は私から言うから遠慮なく、等々。はい、ありがたく。
長い半日を過ごして帰宅。妻は風邪の高熱で寝込んでいたので息子と居酒屋でビールをウーロン茶で祝杯。さあもうちょっとだ。

2019年2月26日火曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 26

とうとう、やっとやってきた契約日。午後有給休暇を取り表参道へ。
200人は入ろうかという大会議室で始まった説明会に出席したのは4家族5名。へ? こんなに少ないの?
壇上に職員の男性が立ち使用許可証は大事にしてください、鍵は3本渡しますがJKKはマスターキー持っていないので大事にしてね、犬・猫は飼育禁止等々読めば分かるよ系の説明を50分。
では書類の確認を、と席を移動してチェックを受ける。義弟が本人確認用に提出してくれた健康保険証の裏面に住所の自著がなかったと指摘を受け、再提出の指示を受けるも数分で終了。めでたしめでたし。隣の席の女性は連帯保証人の年収が規定に達していないという指摘を受けていた。どうするんだろう?

ここまでこぎつけるまでの手間暇を考えるとあっけないほど簡単に手続きが終わり、しばし呆然とする。
まあいいや。とにかくも鍵の引き渡しを受けるべく、現地のセンターへ向かう。こちらもあっけなく引き渡しが終わる。
ここはこれで終わりだけど、先ほどの説明会でも話があった自治会長さんのお宅にアポなしで伺う。
というのも(都営アパートに住んでいる方にとっては常識なんだろうけど)、引っ越し時のトラックの置き場所とか毎日のゴミ捨ての方法とかはJKKは関与していなくて、民間の賃貸なら管理会社がやることを自治会に丸投げしているらしい。共益費は家賃と一緒に引き落とされるけど、それはエレベーターの管理くらいにしか使われておらず、共用部分の清掃とか照明の管理とかは別途封筒に現金を入れて毎月自治会に収める自治会費で賄われているとか。
いや、戸建てのうちの実家あたりは今でもそうやっているけど、パッと見普通のマンションに見えるこの住宅でもそうとは。ちょっとしたカルチャーショックだった。世の中キャッシュレス化がどうのこうのってかまびすしいけど、まったく関係ない世界だ。まあ自治会費がQRコード決裁に対応しましたって聞いたら、それはそれで驚きのような気もするけど(笑)

2019年2月25日月曜日

さくらブラウザ

PCやスマホの画面を使っている時間の大部分はブラウザを眺めている時間なので、自然と出来の良し悪しとか自分に合っているかとか気になる。
僕のスマホはIIJ mioのドコモ回線を使ったいわゆる格安スマホだけど、格安にもほどがある8,400円で買ったg06というロースペックの端末だ。もう2年使っている。これ、一部では「隠れた名機」と言われていて(適当)、トークしか使わないのに重すぎるLINEの起動に時間がかかりすぎる以外は(ゲームはやらないので不明、めったに使わないカメラの画質はメモ程度等いろいろあるんだけど)案外まともに使えて、当初はネタで買ったのに案外長いこと使い続けている。
ただアプリのバージョンアップを繰り返しているうち、当初は気にならなかったChromeの反応の悪さがだんだん気になってきた。メモリが1Gしかないので責めるのは酷なのだが。
そんな中、さくらブラウザという軽量アプリをたまたま発見したので使ってみた。すると画面遷移がものすごく速い。最初は回線が空いている時間帯のせいかと思っていたけど、朝晩の通勤電車の中でも変わらない。最新のまともなスマホに買い換えたみたいな体感速度だ。試用期間亜が終わったら表示される広告も気にならない(どこに? というくらい)。他の人のレビューにあるような一部サイトでの不具合も僕はまだ出会っていないので、最近はこればかり使っている。アプリで使っていたGoogleマップやフォトもこれ経由のほうが快適だし。おすすめ。

2019年2月24日日曜日

飛蚊症

眼科でつれなくされたのはドライアイが初めてではない。
もう10年も前だったか、白い壁とかを眺めていると”何か”が飛んでいるように見える。”何か”が確かに見えるのだけど、実態があるようでもない。こういうのって気にしだすとすごく気になってしかたがない。
何日間か悩んで眼科に行き延々と待ったあげくに、”何か”が飛んでいるように見えるんです。大丈夫でしょうか? もしかして失明の危険性は? と訴えたら、(たしか)診察もせずに「ああ飛蚊症って言って加齢減少ですよ」とあっさり。はあ。
瑞々しい眼球が加齢でしぼむとき、均等にはしぼまないために光の屈折の関係で蚊が飛んでいるように見えるとか。
不思議なもので納得するともう見えなくなる。今はもっと盛大に飛び回っているはずだけど何も見えない。人間の脳の処理はすごい。

2019年2月23日土曜日

DarkReader

加齢のせいか目が乾いてしかたがない。以前眼科に行ったときに症状を訴え、目尻にリトマス試験紙みたいなのを張って涙の量を図ってもらったら、少な目ですけど年齢を考えたらこんなものでしょ、とつれなくされた。
仕方がないのでソフトサンティアという人工涙液型点眼剤を使って涙を補給している。防腐剤が入っていないため開封後10日で使い切ってくださいという注意書きがされている目薬で安心は安心だけど、5本入りで600円近くとけっこうな値段がする。高いなあと思っても代替品がない。作るのは難しくないような気がするけどなんで競合品が出てこないのだろうか。
それはともかく仕事でほぼ終日PCの画面を見ているけど、画面がまぶしくて仕方がない。目が乾くのはこのせいもあると思う。まぶしいからといって照度を下げると見えづらくてしかたがない。なやましい。
世間には同じような悩みを持つ人が多いと見えて、PCでもスマホでもダークモードが流行っているらしい。ChromeでもFireFoxでも簡単に拡張機能に追加ができるし、ホワイトリストとブラックリストでサイト毎に管理ができるし普通の見え方に戻すのも簡単とか。
ということで悩む間もなくインストール。おお、いいじゃんか。画面が遷移するとき一瞬切替が遅れて画面がまぶしくなることがあるのはご愛嬌だけど落ち着いて画面を眺めることができる。これこれ。
でもこれって考えてみたらモノクロ液晶でDOSの画面を見ていたころと同じだ(一部色がついているけど)。カラー画面にあこがれていたけど結局元に戻るってか。

2019年2月22日金曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 25

最近(といってもここ20年以上?)の賃貸物件では標準装備になっているんじゃなかろうかと僕が勝手に思っているエアコン、ガコンロが都営アパートには付いていない。
せっかく仲介手数料とかがかからないのに、実は初期費用がけっこうかかる。ついでに言えば我が家では必需品のウオシュレットも付いていないし、くたびれてきて音も振動もはんぱじゃなくなってきた洗濯機もいい機会だから買い換えたい。そうそう実は網戸も付いていない。なんでだろ。これも暖かくなるまでにはなんとかしないと。
ということで買い揃えていくと長期間住まないと元がとれない。入居手続きにこれだけ手間がかかっているしね。
ほぼ何にもついていない状態であることはは乏しい入居案内資料を読んでいても想像がついたので、そういうものと諦めて買うべき商品のリストを価格.comを参考に作っていた、
なにしろ内見から入居まで時間がないので、入居にGOサインを出した足でヨドバシに駆け込んだ。
当初はヨドバシでは現物を見るだけで、購入は価格.comの最安値の店で個別に買っていくつもりだったけど、設置工事のスケジュール調整とかがどう考えてもかったるく、見ているうちにえい!と買ってしまうことにした。ほとんどがっちり買いまショーだね。古すぎ。
平日で暇そうなスタッフをつかまえ、価格交渉は私に任せて、という割にはヘタレな妻に従いつつ購入したのは以下の通り。

エアコン2基:①パナソニック Eolia CS-228 CFR ¥59,420 ②同じく CS-J288C ¥74,420 設置費:¥21,160 合計:¥155,000 ポイントが17,401P
ウオシュレット:パナソニック DL-EMX20-CP ¥25,730 設置費¥6,480 合計¥32,210 ポイントが3,345P
洗濯機:日立 BW-V70C-A ¥76,000 セット値引き(春の新生活なんだかんだ)▲¥6,080 リサイクル料金等 ¥1,620 合計¥71,540 ポイントが9,089P
ガスコンロ:リンナイ KGM64BK2R ¥19,800

という、評判が良くてコスパもいい(はず)の面々。特に洗濯機は静音、静音とうるさいのでそっち重点で選出。
ポイント付与率を1%上げるためにヨドバシ ゴールドポイント+ クレジットカードを作りボーナス一括払いにして、スケジュールを打ち合わせ、膨大なレシートに目を回し、ふらふらになって3時間後に退店。最安値の積み重ねよりはもちろん高めにはなったけど、手間は大幅にはぶけたからよしとしよう。しかしくたびれた。

2019年2月20日水曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 24

ようやく内見の日が来た。申し込んでから2か月と1週間。入居許可日の前倒しの交渉をしなければ更にあと2週間後だった。何回も書くけど長い。長すぎる。
そして内部の様子がまったく分からないことが余計に不安をかきたてる。どうにもならない物件だったらどうしよう、と昨夜は眠ることができなかった(嘘)。
平日に休みを取り、9時半に現地近くの窓口センターであっせん書を出して鍵を借り、いざ部屋へ。どきどき。
やっぱりと言うべきか、ようやく入ることができた新居(予定)はごくごく普通の賃貸マンションの作りだった。築20年以上たっているのでそれなりにくたびれているし、URとかにも共通するそっけない雰囲気がそこかしこに醸し出されているけど、まあフツー。ああ良かった。これで物件探しに緊急出動する必要はなくなった。
早速メジャーで室内のあちこちの寸法を測る。ついでに写真撮影を。以下は水回りの写真。東京都施工型都民住宅(特公賃)の室内写真初(笑)公開!!

当然ウォシュレットは付いていない
混合栓は面倒だけどしょうがないか
それでも自動お湯張り機能つき
洗髪はできない
ガスレンジ買わないと

なんか全然ほめていない(笑)

まあとにかく普通に住めるのはいいことだ。鍵を返却して、さっそく保証金2か月分を近所の銀行で振り込み!
さあ明後日は契約の日だ。もうちょっと。


白山眼鏡店

老眼ばかりは良くなることはない。初めて遠近両用を作って8年たち2本目を作ることにした。
新聞や文庫は上がり続ける読者層に合わせて活字が大きくなっているので問題はないのだけど、職場は経費節減のために8in1のパワーポイントの資料とかが平気であるのでいくらなんでも見えなくなってきた。
今回も吉祥寺の白山眼鏡店で作ると決めたけど、相変わらずHPではフレームの値段は明記してあるけどレンズの値段が不明で総額いくらかかるか分からない。前回のレシートを見ると(我ながら物持ちがいい)、フレームが34,000円(フレームレスなので実質鼻当てとツルの部分しかないのだが)、HOYAのレンズが2枚一組で44,000円かかっていた。
高いって言えば高い。僕の他の買い物と同様にコスパ優先にするならもっと安い店はいくらでもあるけど、強度の
近視で老眼で乱視で、眼鏡では矯正できないけど色も変に見える僕にとっては眼鏡は医療器具みたいなものだからしょうがない。保険効かないかな、せめて医療費控除の対象にと真剣に思う。それに構造的にゆがみやすいだろうフレームレスなのに8年間も手入れ不要という頑丈さは心強い。ジョン・レノンが、という宣伝文句も多少影響ある(笑)
代休の平日、妻と一緒に来店しフレーム選び。迷った末にオーソドックスなボストンタイプにした。白とかにすると業界人みたいと一瞬思ったけど受け狙いにするには高すぎる買い物なのであきらめた。つまんないの。
検眼して度を若干強くしてレンズ選び。8年間の技術の進歩の恩恵で、前回は屈折率が高い代わりに値段も高かったレンズが標準仕様となっていた。そのため、フレームが28,000円、レンズが26,000円でできた。想定より3万近く安く上がったのは嬉しい。出来上がりが楽しみだ。

2019年2月19日火曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 23

引越しまで残すところ3週間の週末。不用品整理の山は越えたので掃除にとりかかった。
お恥ずかしい話だがここに転居した頃は出勤→帰宅の間隔が14時間とか16時間とかが当たり前で、休日はぐったり(祝日は全部出勤)、年末には気力も全て使い果たしていたので大掃除とかずっとやっていなかった。
妻は視力はいいのだが、老眼だから汚いのは見えないとのたまい戦力にならず。で、散らかし放題だった。ということで6年間で初めで最後の大掃除をおっぱじめた。我が家はやはり定期的な引越しが欠かせないのだろう。なんて不経済なんだ。
始めてみればアドレナリンが放出され明るい間ずっと掃除をしていた。冷蔵庫等背の高い家具の上、よっこらしょと動かしたタンスの裏、サッシの枠、トイレ、洗濯機、風呂等々。やってもやっても終わらないけど日没コールドと勝手に決めて終了。シャワーを浴びてビールを飲んだら8時半に寝てしまった(笑)
さて、今週は順調にいけば内見・契約・箱詰め開始、保証金、引っ越し代金の振込等々で大忙し、のはず。がんばるぞ。

2019年2月18日月曜日

FireFox

引越しの話ばかりで飽きたのでたまには違う話題を。
久しぶりにFireFoxの新しいバージョンをインストールした
自宅のPCも会社のPCも当たり前のようにChromeで(業務用は何気にIEがいまだに標準だったりする)、それはそれでいいのだけれど、なにせメモリーを喰う。仮にメモリーを増設してもあればあるだけメモリーを使ってしまうらしいので始末がわるい。
で、自宅のPCのブラウザをVivaidiに変えて、そこそこ快適に使っていたのだが広告に追っかけられるのにうんざりしてきた。確かに興味があってクリックした商品ではあるのだけど、いやいやそこまでのもんではないよという加減というものを知らない。広告主のせいではないとはいえ逆切れして好感度も下がるというものだ。
そんな折、たまたま目にした記事を参考に何年かぶりにFireFoxを使ってみた。ごくごく普通に使えるのだが、低いシェアの悲しさで本当はここにあるだろうラジオボタンが見当たらないとかの軽微な不都合もある。
ただそんなことを忘れさせるのが、標準でついているトラッキングCookieをブロックする機能だ
これをオンにすると広告に追いかけられることがなくなるのはもちろん、副次的な効果としてページの読み込みが劇的に早くなる。我が家はいまだにADSLだけど、これなら光に切り替えなくてもいいじゃないと思えるほど体感スピードが上がった。というか、いかに広告の読み込みに時間がかかっていたのかとあきれるほどだ
このトラッキング防止技術を打ち破る技術が開発されないことを祈っているが、時間の問題なのかなあ。がんばれFireFox。

2019年2月17日日曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 22

今の部屋の解約通知書が不動産屋から届いた。
住所・氏名・TEL・勤務先・引越し先・退去予定日・立ち合い希望日
というテンプレの用紙に記入して翌朝に投函。
なんてことない仕事だけど、ちょっとしたことでイラつく。
6年間住み、更新を2回、払った家賃・更新料が約800万。もちろん一度も期日に遅れたことはない、近隣からクレームがきたこともない。優良な店子だったはずだ。
払った金額のうちどれだけが業者の取り分なのか知らないけど、これだけの金額を払った顧客に対して、通知書と一緒に少なくとも案内文や返信用封筒が入っていたっていいんじゃないだろうか。
素人がなにをと業界の人には笑われるのだろうが、不動産業界の将来は決して明るくないだろうに、未だに貸してやるという意識が抜けていないように思える。
家賃が高いの安いのは投資金額と期待利回りから弾き出される金額だから別として、顧客サービスとして例えばポイントの付与とか、契約更新のお礼にギフトを贈るとか、小売では当たり前にやっていることを取り入れようとする発想はないのだろうか。
他人のふりみて我がふり直せだよなあ、と思い当たる節がないでもない(笑)
それにしても、もう2か月こんなことばかりやっている。あと3週間。長い。
と、書いているうちに義弟から請け書が届いた。もうちょっとだ。

2019年2月16日土曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 21

引越しまで4週間を切った。押入れにたまっていた、今やごみと化している懐かしの服や雑貨の整理に毎週末を費やしている。用がなくなったものが層になっていて、まるで貝塚のようだ(笑)
一方で内見まで10日あり、物件が最終確定したわけではないけど、今の部屋の契約更新まで1か月を切ったので不動産屋へ退去の通知をおこなった。6年間お世話になりました。
引越し業者は押さえているし、いざとなれば3週間あれば別の物件を探すことは可能とは思っているけど、けっこうびびる。どうかまともな部屋であっておくれ。そういえば義弟から請け書戻ってこないな。心配事は絶えない。
ひとつだけいいことを発見。今の部屋は来月の家賃を前月末までに振り込むことになっているけど、JKKは当月の家賃を当月末に引き落とし(1回目は振込)とのこと。つまり2月末に払うのは今の家賃の半月分だけでいい。よしよし。
JKKの手続きの煩瑣のことばかり書いているけど、この前家賃不要もそうだし、礼金・更新料・不動産屋の手数料が不要というのはありがたい。ただ火災保険は民間だと強制加入だけどJKKは何も言ってこないので自分で安いのを見つけておかないといいけない。風呂があふれて階下が水浸しとかありそうだもんな。

2019年2月15日金曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 20

JKKから入居関連の書類が送付されてきた。これによりこちらが手続きをきちんとすれば当初予定より2週間繰り上がった入居許可日が決定したわけだ。ただし室内はまだ見ていない(笑)
今後のスケジュールだが、原状回復工事が終わった数日後にいよいよ内見に行く。じゃあこれでと決意した場合(辞退届が同封されていた。なんという準備周到さ。やっぱり中をみてから辞退する人が少なからずいると思われる。ちなみに辞退するとHPからの申し込みからやり直し。ご丁寧に、辞退しても次回の抽選には影響なしと記載してある。)、保証金2か月分の振込済証他を持参して入居手続きをする。入居許可日の一週間前、都合がつかない時は別日程でもなんとかなりそうだけど日次指定だ! 
この手続きが終わると使用許可証が交付され、管轄の窓口センターで鍵を受け取ることができる。ふー。
封筒にはこういったスケジュールや注意事項の他、請け書が同封されている。使用許可者である僕は住所・氏名の記入・捺印だけだが、下半分には連帯保証人に記入してもらう事項がある。
連帯保証人の規定は厳しく、給与所得者は年収2,968,000円以上、公的年金受給者は65歳以上の場合は3,096,000円以上とある。年金をこんなにもらっている人はそうそういないだろうから事実上年金受給者は連帯保証人になれないと思う。年収についての具体的な言及はここまできて初めてだから、あてにしていた人の年収が足りなくて慌てる人がたくさんいそうだなぜこういう重要な情報の開示を事前にしないのか理解に苦しむ。うちの義弟はこれをクリアーしているよな。たぶん。
さらに連帯保証人は、課税証明書または源泉徴収票を添付するか、勤務先に収入を証明してもらう必要がある。さらに印鑑登録証明書か運転免許証か健康保険証の写しで身分を証明しないといけない。
なんだかぐったりしてきたけど、早速義弟に連絡を取り、翌朝に請け書を返信用封筒とともに郵送する。相場より2割安い家賃でなければとっくにギブアップしてる。もうちょっとだと自らを鼓舞する

2019年2月14日木曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 19

「引越し難民」はよくあるマスコミ騒ぎすぎ話題ということではなく、リアルなことらしい。しかも去年より深刻だと見積もりのために読んだ大手2社の営業が口をそろえていた。
他人のことはともかく、まずは自分の心配をしないと。
まずはアート引越センター。金曜の午後積み込み、土曜の朝から搬入というのが我が家の希望だったが、それだと高くなりますよとのことで、朝8時スタートで3時間で積み込み完了、午後から搬入開始というスケジュールにした。前日までに箱詰めを完了しておかないといけないので大変だけど仕方がない。
新居周辺にトラックを止める場所がなく台車で運搬しなければならないため作業員が通常より1名多い3名。3LDKだからトラック2台。箱詰めも開荷も自分たちでやる。オプションはなにもなし。
複数の引越見積もりサイトのどこも、同一県内の3LDKの引越代の相場は12万弱とある。そうはいってもピークの時期だし(1名多いし)20万くらいはかかると踏んでいた。
では、と差し出された電卓を見て平静を保てたのは僕の長い営業経験の賜物だろう(笑) 見積もり金額 406,749円なり。
営業はエアコンやら洗濯機やらを一緒に購入すればこれだけお引きしますと自信満々に売り込むけど、僕も妻ももう話を聞いていない。にこやかにかつ丁寧に営業にお引き取り願い、残るはため息ばかり。おー やべーよ
更新料を払って今の部屋の契約を延長して引越しは夏に延ばすか、等々。
それでも昼食をとっていくらか気分転換して、午後はサカイ引越センター。こちらの見積もり条件はアートと全く同じ。違うのは食器の箱詰めがアートは専用の箱を貸してくれるのでそこに入れるだけだけど、サカイは一枚一枚紙でくるむことくらい。
で、見積もり金額 221,940円。腹積もりは超過したけど、アートの後だとものすごく安く感じる。というかアートの見積もり金額はいくらなんでも非常識だと思う。
アートさんは人手が全然足りないので仕事を受けたくないんでしょうね、とサカイ営業マン。そうかもしれないけど、なら見積もりも受けるなよという気もする。
ということでサカイに即決で決定。なんだかぐったりした。

2019年2月13日水曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 18

なんとなく目鼻がついてきたので妻と息子を呼んで、仮の転居日を前提とした準備、実行、現住居の後片付けまでにやるべきこと、スケジュールの確認等の会議を行う。このへんは完全に仕事モード。懸念事項はゴミ捨てが間に合うか、予算超過しそうだけど資金手当ては大丈夫か等々。
なかでも一番心配なのは(何回も書くけど)内見したらがちょーんという(古すぎ)ということになりやしないかということ。心配したってどうしようもないんだけど、最悪の事態に備えてプランBを立てておかないと。
ということでいったん捨てた不動産検索アプリをもう一度インストール。久しぶりに見直したって画期的な物件が出てくるわけもなく悶々とする。うーん。

2019年2月12日火曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 17

入居許可日が決まったので何を差し置いても引越業者の手配にとりかかった。幾分誇張気味なんだろうけど昨春の引越難民の阿鼻叫喚ぶりは記憶に新しい。ここまで詰めたのにトラックの手配がつかないとか料金を吹っかけられたとかの顛末になったら目もあてられない。
一括で見積もりをするサイトは昔からたくさんあるけど、以前使った時には電話が殺到して断るのに苦労したので、今回はSUUMOの引っ越し見積もりを使ってみた。ここは電話番号の入力が任意なので目星がつくまでメールのやりとりで済むので楽そうだ。
昼休みに早速入力。氏名、どこからどこへ、部屋の大きさ、希望日(ピンポイントまたはざっくり)、転居先は一斉入居か否か(これ結構大事みたい。うちは全く関係ないけど)を入れて送信すると、瞬時にアリさんマークの引越社、ハート引越しセンター、アーク引越センター、アート引越センターからテンプレメールの返信。その3分後に今度はアート引越センターから名前や受付ID入りのメールが追加で届く。これも自動返信なのかもしれないけど恐ろしい速さだ。このメールに訪問見積もりの希望日、電話番号等を入力して返信すると、数分後にアポ取りの電話。で直近の土曜にアポを入れた。あれよあれよという間に話が進んだ。
実はアートはずいぶん昔に頼んだときに炊飯器を運送中に壊して、その対応がカチンときたのでもう使わんと思っていたいたんだけど、このスピード感に免じて許してやることする(笑) 相見積もりを取るつもりだったけど、よほどアートが吹っかけてこない限りはこのままでいいかという気もしてきたよ。営業力は大事だ。
とはいいつも相見積つをとらないとやっぱり気が済まないので、一社だけ遅れてのんびりとメールが来たサカイも同日の訪問のアポを入れた。さてさてどうなることやら。

2019年2月11日月曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 16

ほこりまみれになり、このゴミ女! とか埒もないケンカをしている間にJKKから電話があった。
以前の居住者が退去されてから時間がけっこうたっているので畳替えと電気系統のチェックに時間がかかる。そのため内見日が遅れそうだけど、それでも良ければ2週間前倒しができるけどどうします?
窓口にお願いに行ってから、営業日で中3日。やるじゃんJKK。もちろんもちろん、と前のめりになりながらOKして内見日の予約をする。通常の流れだと定められた日程の間なら予約はいらないんだけど、今回は無理を言っているので予約が必要。この日程だと現住居の契約終了日まで3週間しかなく、中を見てからNG!!となったらどうしょうもないんだけど、もう決めちゃうしかない。何回も引越ししてきたけど、内見せずに事実上決めるのはさすがに初めてだ。どきどきしちゃうなあ。
それにしてもさんざんJKKの悪口言っておいてなんだけど、現場の人々は誠実にきちんと仕事をしていているのに組織全体として顧客志向がないためにすごく損をしている。マネジメントの問題だよなあ。たとえ特殊法人のままだってもう少しやりようがあるだろうし、JKKってお得だよって口コミも広がるのにね。

2019年2月10日日曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 15

引越しの日程が決まらない、内見ができないというもやもやの中、それでも引越しの準備は進めておかないといけない。
前回は日通、前々回はサカイでそれぞれらくらくパックで引越しした。当時は仕事がすごく忙しかった代わりに経済的には余裕があったから、時は金なりとばかりお任せにした。隔世の感がある(笑)
2回とも荷造り・荷ほどき両方お任せして、かつ広い部屋に引っ越したものだから、結果としてはゴミの整理をしない → ゴミを丁寧に荷造り → ゴミを丁寧に荷ほどき → ゴミ温存 になってしまった。
今回は少し狭くなるし全部自分でやると決めたので恐る恐る押入れとか物入れを開けたところ、出てくるは出てくるは6年とか12年日の目を見なかった、今となってはゴミ以外の何物でもないもろもろが山ほど。今や180センチ強の大男になった息子にあてがってみると笑っちゃうような120センチ用の服とか、SAPIXのテキストや問題集やら学校のお知らせやら雑貨の数々。毎週末はシュレッダーと格闘が続く・・・

2019年2月9日土曜日

ミニランドセル JKKへの引越しの長い旅 番外編

小学生の必需品であるランドセル。中学に上がると全くの過去の遺物と化し、でも入学式の頃の可愛かった姿が残像で残るがゆに(そして大きくなって親に口答えしてゲームばかりやっている子どもにこのやろと思っているがゆえに)なかなか捨てられないランドセル。
僕が小学生に上がった頃は(半世紀以上前! ああ)クラリーノが出始めてまだ高く、牛皮は高くて買ってもらえず豚皮だったと思う。たしか毛穴がぶつぶつ開いていたいたような記憶がある。今どき豚皮なんてないよな。
息子は高学年になると早くも身長が170センチ近くになり、ランドセル・黄色帽子姿がまるで似合っていなかったけど、それでも卒業まで使っていた。6年使っても義父が張り切って買ってくれたコードバンのランドセルはどこも傷んでいなかった。
でもその後はご多分にもれず埃まみれのゴミと化していた。今回の引越しにあたり捨てようと思ったのだけど妻の了解がどうしても得られず、どうしたものかと思ってネットを泳いでいたうちに見つけたのがランドセルをミニチュア化する三重県の業者さん。
かつて話題に上がった時に調べたぼんやりした記憶で加工に何万もかかると思っていたのだけど、送料往復無料、納期2か月で2月末までのキャンペーン価格7,000円。この値段なら出してもいいや。では早速。あっとまだ引越し先が決まっていない。

2019年2月8日金曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 14

引越しの日程が決まらない、内見ができないというもやもやの中、それでも引越しの準備は進めておかないといけない。
前回は日通、前々回はサカイでそれぞれらくらくパックで引越しした。当時は仕事がすごく忙しかった代わりに経済的には余裕があったから、時は金なりとばかりお任せにした。隔世の感がある(笑)
2回とも荷造り・荷ほどき両方お任せして、かつ広い部屋に引っ越したものだから、結果としてはゴミの整理をしない → ゴミを丁寧に荷造り → ゴミを丁寧に荷ほどき → ゴミ温存 になってしまった。
今回は少し狭くなるし全部自分でやると決めたので恐る恐る押入れとか物入れを開けたところ、出てくるは出てくるは6年とか12年日の目を見なかった、今となってはゴミ以外の何物でもないもろもろが山ほど。今や180センチ強の大男になった息子にあてがってみると笑っちゃうような120センチ用の服とか、SAPIXのテキストや問題集やら学校のお知らせやら雑貨の数々。毎週末はシュレッダーと格闘が続く・・・

2019年2月7日木曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 13

足を運んだ甲斐があった他のこと。
内見っていつできるのでしょう? あっせん書が届いたら電話で予約するとか?
許可日の約1か月前から平日の約1週間が内見できる日と決まっていて、その間でしたら現地の窓口センターに行っていただければ予約なしで1日カギをお貸しします」 ホームページに書いておけばいいのに。
いくら探しても室内の写真もない。イメージ写真でいいので見せていただけないでしょうか?
と、しばらく探しに行き、本当にイメージ的な写真を何枚か見せてもらった。予想通り簡素だけどごく普通の作りで安心。
該当物件は特優賃とほぼ同義の特公賃で、他の府県の県営住宅で探すとわずかながらも写真を見ることができる。別に秘匿するような情報でもないだろうに、単にJKKが怠けているだけなのだろうか。いやいや怠けているという意識もないんだろうな。
ということで30分強の面談は終わり、なんだかひどくぐったりしてドトールでお茶を飲んだのでした・・
長い旅はまだまだ続く。指輪物語かドラクエか(笑)

2019年2月6日水曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 12

久しぶりの表参道だ。
朝9時、出勤前にJKK都営住宅募集センターへ寄った。場所は青学の真ん前。地下の青山ブックセンターには何回も来たことがあるけど、そこの上にJKKが入っているとはまったく知らなかった。
当日は大会議室で都営アパートの入居手続きがあり何百人かが来所するとかで慌ただしい雰囲気が漂っている。そんな中来意を告げ担当の方とブースで面談する。
あのう、現在入居の部屋の契約が切れてしまうので許可日を何日かでも前倒ししていただけないでしょうか? ここではあくまで低姿勢。精一杯のにこやかさでお願いしてみる。
「大変申し訳ないのですが、民間とは違って毎月2回の都知事の決裁を受けないと入居許可を出せないんです。なので繰り上げるとなると15日繰り上げるということになります
申込書類は可及的すみやかにそろえてお送りしたので、こちらとしても精一杯努力したのでなんとかならないでしょうか?
早めに書類をいただいても同じ許可日の方々と同じ日程で動いています」
そこをなんとか、と妻と二人で低頭し、
繰り上げができるか業者さんに確認してもらうので1週間ほどお待ちいただけますか」と言質を取り付けた。結果はどうなるか分からないけど電話じゃらちが明かないのは明らかで、足を運んだ甲斐はあったということだ。

2019年2月5日火曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 11

民間の感覚だと、予想外に時間がかかってクレームがくるのが嫌なので納期を長めに言っておいて、でも売上は早く欲しいからせっせと手続きに励むことになる。JKKはそうじゃないと思い知らされたわけだけど、なるほどなあとのんきに構えてもいられない事情がある。
入居許可日が契約終了日の翌日だ・・・
前にも書いたけど今の物件は2年ごとに賃料1か月分の更新料が発生する。何日間が立ち退きが延びたら即更新料支払を迫られるというわけでもないだろうけど、桜が咲き始める季節だから引越しシーズン真っ盛りだ。そうでなくても引越し料金が高くなるシーズンだし、加えて昨今の人手不足、おまけにヤマトの引っ越し担当子会社が過大請求がばれて受注を停止しているから、少しでも早めに引越ししないとえらいことになりそうな予感がする。さらにさらに許可日の前日=契約終了日は息子の卒業式だ。
こりゃあなんとかしないとまずいぜよ(なぜか土佐弁)と、妻と募集センターに乗り込むことにした。
お願いでごぜえますだ。数日でいいから許可日を前倒ししていただけないでしょうか!!

2019年2月4日月曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 10

これからの流れは次のようになる。
入居許可日の約1か月前にあっせん書他の書類をJKKが郵送する。それが届いてから初めて内見することができる。ここまで来て初めて内見! 土日祝を除いた1回限り!
設備等のイメージ写真も全くなく、築20年くらいだからそんなにひどい設備のわけもなかろうと勝手に想像しているだけで、中の様子をうかがうすべもなく入居1か月前。
内見してこれは!と思ってあきらめたら申し込みからやり直し。こんなのありかなあ。立地はいいし家賃も安いのに空きが多いのはこういう入居希望者の便宜をまるでかなえようとしない姿勢が関係しているのではなかろうか。
そして空き部屋が多い=収入低迷は結局都税で穴埋めしているということだろう。コスト感覚を特殊法人に求めてはいけないとは知りつつもため息が出てくる。
それはともかく。
内見をするしないとは別として、あっせん書が届いたら2か月分の保証金(敷金)を振り込んで、連帯保証人等書類をそろえてから募集センターで契約手続きをして、晴れて入居許可日を迎えるというわけだ。
クリスマス前に申し込み、入居するのは桜前線がとか話題になる頃になる。これを長い旅と言わずなんと呼ぼうか。やれやれ。

2019年2月3日日曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 9

さて。
申込書類を郵送して10日間あまり。「資格審査結果通知(合格)」のはがきが到着! 
まあ条件は全部満たしているんだから受かって当たり前なんだけど、それでも嬉しい。
でもここからが長い。入居申し込みに必要な書類や案内文と一緒に送られてくる「あっせん通知」がくるまで、この後1か月半ほどぼんやりと待たなくてはいけない。そして「入居許可日」はその1か月後になる。申し込んでから入居までなんと3か月かかるという。
なぜ? その間JKKは何やっているんだ? 入居資格を満たしているんだから、原状回復工事が終わればとっとと入居させろ!
申込時点でホームページにも記載してあったが、「都営」管轄の住宅は、入居契約は申込者の「請け書」に対しての都知事の使用許可を得ることが基本となっている、とか。通知はがきに小池都知事の3センチ各の印が朱肉も鮮やかに押してあった。別に印刷でもいいんだけど。都知事印をはがきに押すために書類をいっぱい書いて申請して、うやうやしく丁寧に押しているんだろうか。
「請け書」というのも民間では馴染みがない。要は許可をいただいたら間違いなく入居しますよ、と入居者が誓約する書面ということ。なるほど。ここまで手間かけているんだから入居するに決まってるだろと毒づくがその声はどこにも届かない。

2019年2月2日土曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 8

ということで東京都施工型都民住宅へ引越しするための長い旅が始まった。
今まで何回も引越ししてきたけど、引越し自体はもちろん荷物を動かすし役所やら銀行やらNTTやらの住所変更が面倒だけど、入居の申し込み自体はなんてことない。物件を見つける→不動産屋へ内見の申し込みをする→気に入る→入居手続き 以上終了。面倒なのは連帯保証人を探すことくらい。最近は保証会社を使うからそれもいらないし。内見してから住み始めるまで1か月もあれば楽勝。だよね。
ところが。
まずは先着順の空き物件を見つけたのでホームページから申し込み。IDを取得してパスワードを取得。
記入したのは、
住所、氏名、生年月日、電話番号、同居人の氏名・生年月日、収入、所得、勤務先名称・所在地・勤務開始時期、現在の住まいの間取り、家賃、申し込み理由
と詳細に渡る。現在都内に住んでいないと資格なしとかの諸条件を満たしていないのに申し込んでくるうっかり屋さんたちをこの段階でふるい落とすため?
申し込んでから中2日で郵送で申し込み書類一式が到着。なかなか早いじゃんと高評価。申し込みにあたっての必要書類がホームページに記載されていないので、ここで初めて何が必要かを知ることになる。いわく、
・世帯全員の住民票
・現住居の賃貸契約書の全ページのコピー
・直近の住民税課税非課税証明書
・誓約書
うーん。何気にけっこうハードルが高い。課税証明書って何?とか賃貸契約書どこにあるか分からない!とか慌てる人がたくさんいそうな気がする。
たまたま翌日が休みだったので市役所で住民票と課税証明書を取り、念のため書留で返送する。申込をしてからここまで6日間。いいペースだ。

2019年2月1日金曜日

JKKへの引っ越しの長い旅 7

書いているうちにだんだん腹が立ってきた(笑)。
「公社」のほうはもともとの社(?)風なのか、中堅所得者層向けということで民間業者ともろに競合するせいなのか、いったん物件にたどりつけばホームページの説明も分かりやすく、当たり前だけど設備の写真も見られるし、内見はいつでもOKだし、契約すれば入居はすみやかにできそうだし、ごくごく普通。
一方の「都営」のほうは、いかにもいかにもお役所風というか上から目線というかイラっとくる感じがぷんぷんする。なんだろうなあ、お前ら貧乏人なんだから安い家賃で住まわせてやってやるんだみたいな。写真なんて建物の外見しかないし。とにかく情報が何もない。
知らなかったけど都営アパートって、**区第*アパートという空き家募集に申し込む時に何階を希望とか出せない足が悪い人がエレベーターなし物件の上の階に割り当てられたらどうするんだろう。そもそも何号室が空いてますという情報も開示されていないし。
とはいえ、迷宮のようなサイトをさまよったあげくに見つけたのは「都営」管轄の中堅所得者向けのアパート。3LDKで家賃は近隣の民間の2割安。以前住んでいた場所のすぐそばだから土地勘があるしすごく便利な立地。先が思いやられるけどがんばってみるか。