いよいよ地区大会が始まって、「タッチ」も大詰めに。
東京が舞台なのだが、東東京なのか西東京なのかは不明。明青は1回戦から出ているのでノーシードか。そもそも秋大会も春大会もスルーされているのだが。そこまで描くとドカベンみたいになってしまうが。
この第四部は達也が覚醒してまるで別人のようになっていく。ナインが会話していたように和也が乗り移っているかのように。
ずっと楽なほうに逃げてばかりいる達也だが、経験が浅いために土壇場で自分を支えるものがないというプレッシャーから今度は逃げない。駄目兄貴、出がらしとののしられていた達也の成長の物語なのだというのが最後の最後になってよく分かってくる。
準決勝でノーヒットノーランを達成して報道陣に囲まれている達也を見て、手が届かない存在になってしまったと南は思う。もとはと言えば自分が甲子園に連れて行ってと言ったからなのだが。
さあ、決勝戦。結末は分かっているけどドキドキする。それにしても試合のシーンで流れるオーソドックスなブラバンの演奏がいい。球場でずいぶん聞いていないものな。

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