GWに何本映画を見たのかな。まるで大昔の黄金週間みたいな休みの過ごし方だ。
この映画はキューバ危機の時のアメリカの政権の中を描いた物語。よくよく見ると全然違うんだけど、JFKもロバート・ケネディもすごく雰囲気が似ている。こういうところのクオリティの高さはさすがだ。
ドキュメンタリー映画ではないので史実とは違うとは知りつつも、第三次世界大戦が始まる直前まで迫った薄氷の2週間だったということがよく分かる。描かれている軍人たちがあまりに好戦的で一方的に過ぎるとして国防総省が撮影に協力しなかったということだが、絵空事ならそんな反応はしないだろう。後のベトナム戦争をはじめとしたアメリカの軍事介入の数々も、軍人は絶対に大丈夫です、これで敵を完全に排除できますとか言って始まって、結果泥沼にはまっていったというのは歴史が証明しているし。

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