「仁 完結編」が終わった。このシーズンは龍馬はもちろん西郷隆盛やら勝海舟やら幕末の有名人総出演で、(もちろん史実とは異なるが)日本史の勉強にもってこいというお話だった。
一方で現代に戻った南方仁と残された橘咲との恋物語も並行している。タイムスリップの話は(もっともらしい)決着のつけ方が難しいのだが、仁が戻った現代はかつていた時代とはちょっと違う世界という設定で、そこで咲が150年前に残した手紙を仁が読むのだが・・・
これがもう涙なくして聞けない。抑えた筆致のなかで仁を思う気持ちが溢れて、最後は「先生をお慕い申しておりました」と。
お慕いしていましたっていいなあ。現代語では絶滅してしまった上品ないい言葉だ。言われてみたいなあ。

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