2021年5月8日土曜日

タッチ エピローグ

ということでタッチを見終わった。終盤のガチの野球漫画っぷりはいったいなんだ。決勝戦の臨場感といったらすごい。
西村が投手は駆け引きなんだ、と呟くが達也も新田も真っ向勝負。走者2塁なのにワインドアップで投げているのだから盗塁も容易だろうけどベンチも動かない。ここでチェンジアップやスローカーブで新田を腰砕けさせるとかいう選択肢はない。最後の1球は原作では和也が力を貸すという描写だが、アニメでは達也としての全力投球で空振りをとる。この描き方はこれはこれでありだ。でないと達也はいつまでも成仏できない和也とともに生きていかなければならない。
に、しても驚いた。ブラバンの演奏、歓声、一転して静寂。作画もすごいけどこの作品は音の使い方がすごい。
最終回はまあおまけだな。スタッフも達也と一緒に虚脱してしまったみたい。優勝、甲子園、バンザイ、南大好きっていうラストにならない余韻のある終わり方はいいな。人生はまだこれから続いていく。

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