2019年3月17日日曜日

会社を去る人たち

古今東西(東西はないか)、春は別れと出会いの季節だけど、この春はことのほかがんばれ、とかさよならとか言う機会が多いような気がしてならない。
勤務している会社だけでなく、業界全体が長く続く低落傾向から抜けることがなかなかできない。もちろん手をこまねいているわけではなく、新規商材を扱ったたり取引先を開拓したり、組織をいじったりあーでもないこーでもないと動いていて、それなりに効果は出ている。
でも施策レベルで効果があっても業績に反映しないのもまたよくある話で、ジリ貧から抜け出せない状況が続いている。
僕のようなしがみつくしかしょうがない、能がない人間はともかく、まだ転職する機会がある人たちが見切りをつけるのは当然だろう。毎月ああこの人もあの人もと知らせを見ることが多くなってきた
今日本人から便りがあったのは大阪で他社へ出向中のHさん。妻が勤務していた当時の同僚で、僕も出向先で一緒に働いていたこともある、我が家には縁の深い人。
彼は入社以来本体で働くよりも出向先で働くことのほうが長かった人で、現場で鍛えられた会計や総務の知識は誰もが一目おいていた。以前から辞めたいという意向は聞いていたけど、ついにという感じで退職に踏み切った。しばらは無職でのんびりしたいとメールに書いてきたけど、その気持ちは痛いようにわかる。どうかゆっくり休んでくださいと心から思う。お疲れ様でした。

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