日本シリーズなんてやめちゃえ

今年の日本シリーズにはまったく興味がなく、最初からTVを見る予定もなかったがやっぱり見なくてよかった。時間の無駄遣いだ。
巨人は2年連続でソフトバンクに4連敗。カテゴリーが違うのではと思われるほどの惨敗。かつてラグビーの日本選手権は大学日本一と社会人日本一が競っていたが、あまりにレベルが違って話にならずに位置付けを変えたのと同じくらいのレベル差だ。
ソフトバンクだって去年はリーグ2位のチームだ。そこに惨敗するチームに相手にされないセリーグの他のチームってどれだけ弱いのか。

歯の手入れ

会社帰りに歯医者へ。6月以来の歯の定期健診。1年前に指摘された親知らずの虫歯になりかけの個所も、歯周病も悪化していなくて一安心。
健保が会社で開催してくれる定期健診でも歯垢除去はしてくれるのだが、さすがに有料の施術は丁寧で1時間近くかけて念入りにやってくれた。これで2650円なら安い。
親をはじめとして年寄りをさんざん見てきて思うだが、ちゃんと歩いてご飯を食べられている間はどこかが多少具合が悪くても大丈夫。逆に歩けず食べれずになったらもう寿命だ。歯は残しておかないと。
試供品でもらったヘッドが小さい歯ブラシ（タフトブラシというらしい）で親知らず周辺をちゃんと磨こう。

浜田省吾 中島みゆき ユーミン

印象でしかないのだが、11月から12月にかけてCDを発売するアーティストが多いのではないか。少なくとも僕が何十年も買い続けている人たちはそうだ。
先日ブルース・スプリングスティーンが久しぶりにEストリートバンドと組んだCDを発売したが、その後も浜田省吾、中島みゆき、ユーミンと続けざまにCDが発売になり、なんだかなあと思いつつも全部買った(笑)
浜田省吾は別ユニットで発表した曲を集めたもの、中島みゆきは全くの編集盤で、新作じゃないんだと文句は言いつつもアンケートで貯めたAmazonギフト券で購入。みんな60台の後半であと何枚新作が出るのか分からない。おじいちゃんとおばあちゃんへのボーナスだ、俺にもくれ。

半年ぶり

5ヶ月ぶりに実家に行き母の顔を見てきた。
高齢の母が感染したらシャレでは済まないのでずっと自粛していたが、妹夫婦が出かけるというので一緒に食事をということになり、僕一人で出かけて行った。がん患者の妻は自粛、あちこちで騒ぎながら飲食している息子はエンガチョだからそばに行かせると危ない。
まだ足の先がしびれるとは言いながらも元気そうで安心した。正月も会えないだろうから、よいお年をと言い残して帰ってきた。

現像中

天候に恵まれた三連休だが、我が家はGoToもなんも関係なくひっそりと過ごした。
僕はF3を持ち出して散歩へ。出かけた時にはあいにくと雲が出てきて光線が悪くなったが、近所の公園の紅葉を写してフィルムの残りを消化した。あの光だとうまく色は出ないだろうな。なかなかうまくいかないものだ。
それでも露出計を交換したF3はとても調子がよく、ほぼスポット測光なのを分かって使えば今でも十分に実用になる。
撮り終わったフィルムは岩手の会社に郵送して現像とCDへの書き込みを依頼した。近所のDPEでももちろん現像してもらえるのだが、一枚ごとに補正をかけてくれるのはどんなものか試してみたかった。急いでないし。
現像と書き込みで420円、送料が300円というのは安い。ちゃんと写っているのかな。

Lemon

YouTube再生回数6億回の曲をつかまえて何を今さらなんだけど、米津玄師の「Lemon」をアンナチュラルを思い出しながら聞くとグッとくる。
ドラマの主題歌は普通は挿入される時間が決まっていると思うけど、あのドラマははここぞという個所に意表をついて入れてくる。あざといと言えばあざとく、「夢ならばどれほどよかったでしょう　未だにあなたのことを夢にみる」という歌いだしとか「今でもあなたは　私の光」とかいうサビはほとんど犯則。
そういえば「馬と鹿」はノーサイドゲームの主題歌だった。CD買おうかな。

原価は？

ワイシャツの袖口が痛んできたので、ユニクロで1枚買ってきた。本当にアイロン掛けが不要とうたう生地のワイシャツもユニクロでは売っているが、肌触りが好きなのであえてオックスフォードにした。アイロン掛け好きだし。
これが本体価格わずか1990円。何回も洗濯をした後でないと評価はできないが、べらぼうに安い。かつてブルックスブラザーズで買っていたオックスフォードのボタンダウンのシャツは1万円を軽く超えていた。今ではもっと高いだろう。
だけど、青山や丸の内の超一等立地や百貨店に店舗を構えるブルックスブラザーズの商品の原価っていったいくらなんだろうか。実はユニクロとたいして変わらないのではないだろうか。
もちろん近所のユニクロでセルフレジで買ってティッシュと同じエコバッグに入れるのと、青山のブルックスブラザーズの本店（あの佇まい好きだな）で立派な紙袋に入れてもらって出口までスタッフに見送られるというのではショッピングの経験として雲泥の差があるのはもちろんだけど。

Googleフォト

容量が無制限で無料だから写真のバックアップに最適！と手持ちのデジタル化された20年以上分のデータを全部放り込んではや幾年。
クラウドストレージで無制限をうたうサービスが必ずやぶち当たる壁にとうとうグーグル様も行き当たったのか、来年6月以降は写真のデータ容量もDrive の15Gに含まれると発表されて大騒ぎになっている。
5月までにアップしたデータはカウントしないということだが、それ以降はセレクトした写真だけアップするか、有料で容量を買うか、はたまた他のサービスに乗り換えるか。
容量を買うとすると１TBは確保しないといけない。グーグルもマイクロソフトも月千円強かかる。外付けのSSDを買うつもりで毎月払うか、妻のAmazonプライムのアカウントでAmazonフォトにデータをアップするかはたまた。
悩ましいなあ。

藤圭子のすごさ

沢木耕太郎の「流星ひとつ」を読んだ。刊行当時から知ってはいたが、藤圭子とのインタビューを起こした本？　ふーん、と思っていたのでスルーしていた。
いくら本を読んでいても僕は見る目がないと思うのが、こういう本を見逃していたことに気がついた時だ。
沢木耕太郎と藤圭子がバーでウォッカライムを飲みながら話した内容がそのまま（もちろん編集はしているのだろうが）文章に起こしてあるという構成で、極めて実験的な作品だ。
藤圭子は僕が小学生から中学生にかけてが全盛期で、「圭子の夢は夜開く」はもちろん知っていたけど、小学生にとってそれはあまりに暗く、大人の歌でそれ以上興味をひくものではなかった。
ほとんど藤圭子についての予備知識なしで読み始めて、藤圭子のあまりに率直な、引退を決めた事情や、元夫の前川清などに対する評価や想いに驚く。引退間近に収録されたとはいえ、一世を風靡した大スターが初対面のインタビュアーにこんなことを話していいのか。沢木耕太郎が予想される影響の大きさにこの本の刊行を見送り、彼女に私家版として渡して封印したのも理解できる。
この対談の34年後、藤圭子は長年患った精神の病の果てに自死するわけだが、これほど頭がよく、神経が細かく、かつあけっぴろげな人が芸能界で10年を過ごしたのはものすごく辛かっただろうし、迷い迷って闇の奥に足を踏み入れてしまったのも、本当の原因は他人には理解の外とはいえ、頷ける。
読み終わったあとにYouTubeで、TV番組での歌唱を中心とした追悼番組を見たが、その美貌と歌唱力に圧倒された。喉の手術をした後は声が変わってしまって自分で納得がいかず、それが引退の原因だとのことだが、「8時だよ、全員集合」のコントの合間に、土曜の夜の家族団欒の場に、こんなものすごい歌が流れるなんて、と当時僕もTVの前にいたのだろうが、いまさらながら呆然とした。

支離滅裂、馬鹿丸出し

自衛隊も組織だから陸海空にそれぞれ風土があるという。その風土を表す非公式ながら有名なのは幕僚本部の記者クラブが名付けたと言われる標語？だ。曰く
陸自：用意周到、動脈硬化
海自：伝統墨守、唯我独尊
空自：勇猛果敢、支離滅裂
僕は当の記者クラブの、浅学非才、馬鹿丸出し　という自虐ネタが一番好きだが。
それはともかく、さあ旅行だ、さあ外食だと煽ったあげくのコロナ感染者数過去最高って、支離滅裂の極みじゃなかろうか。
緊急事態宣言でみんなして閉じこもって旅行業界や外食産業が壊滅状態に陥って案の定自殺者が急増したけど、ヨーロッパがそうであるように、ロックダウンしている間は感染が緩やかになっても外出を再開した途端に元に戻ってしまうのだから、結局のところ向こう何年間は自粛も外出も過度に走らずテキトーにいなしながらやっていくしかないのではないだろうか。あんまり勇ましく突進しないで。
にしても,深刻な顔して感染者急増を告げた舌の根の乾かぬ内に、GoToでこんなにお得って煽って見せるワイドショーって馬鹿丸出しだと思うのだが。

時空を超えて(笑)

「傷だらけの天使」「ガンダムシリーズ」「アンナチュラル」を一斉に見終わって、次は「スクールウォーズ」「鬼滅の刃」「下町ロケット」の、数十年の時間さをものともしない豪華3本立て(笑)
世の中には箸にも棒にも掛からぬような駄作も多いけど、さすが世の評判が高い作品はよく出来ている。これで当分無料で週末を楽しめそうだ。

アンナチュラル 怒涛の終盤

伏線だらけであと数回でどうやって回収するんだろうと心配していたけど無用な心配だった。怒涛の追い込みできれいに回収されて、あー面白かった、で終わるのはエンターテイメントとして最高なんだと思う。
「本当の」医学的根拠は素人にはよく分からないけど（監修をきちんとしているんだろうけど）、野木亜紀子の脚本は本当によく調べている。ドラマ的な誇張やご都合主義はもちろんあるんだろうけど、そこはそれ。
まあ最後に犯人が法廷で完落ちするあたりはもうちょっとなんとかならんかと思ったけどさ。

逆襲のシャア

いまでも新作が発表されていてきりがないのでガンダムもこれで一区切りにしておこう。
見終わって、正直？　だ。
端的に詰め込め過ぎなんだろう。普通にワンクール放映できるようなエピソードと新キャラを2時間に押し込めているのだから無理もない。劇場版ではなくTV版でという選択肢はなかったのだろうか。まあ描き切れなかった空白を埋めるべく様々な派生作品が出たのだからこれはこれで良かったのだろうが。
しかしまあ、シャアってしょうもない男だというのが目立つ作品ではある。アムロと二人でララアに憑りつかれているし、マザコンなんだかロリコンなんだか分からないし、アムロへの私怨でアクシズを地球に落下させようとする（というように見えた）し。Zの時はかっこよかったのだが、なんだかダメっぷりが引き立つ。
で、ラストシーンがよく分からない。これはどうも僕だけではないらしい。この曖昧な終わりかたが余韻を残している？(笑)

カリカリカリカリ

今日はずいぶんインターネット遅いなあ、光回線がモデムに化けたかと思う時がある。スピードテストをしてみると、近所で誰かがせっせと使っている煽りをくって本当に遅い時もあるけど、原因が自分のPCの方にあることも多い。そういえばさっきからHDDがカリカリカリカリ鳴っているなあと思ってもその原因が分からない。1日に一度は再起動をかけるようにしているが、「更新して再起動」というメッセージが出てああ、と思うことがほとんどだ。
Windowsがセキュリティ強化のために月例パッチをあてるのは必要なことだけど、バックグラウンドで更新をかけていても平気なスペックのPCにしろよというのは置いておいて、こういうのっていい加減うんざりする。ChromeBookいいよなって本気で思う。

代わりが見つからない

KindleでSmarNewsが使えなくなったが、代わりのアプリがなくて困っている。アプリストアで「ニュース」で検索すると山ほど出てくるのだが、新聞社系の（有料が前提の）アプリの他は有象無象としか言いようがないものしかない。ロイターはまともだけど通信社だから記事が面白くないし。
ニュースキュレーションアプリの便利なのは、普通なら絶対にアクセスしないだろうサイトの想像もしないだろうキーワードで書かれた記事がポンと出されてくることにある。役に立つか立たないかというなら役には立たないんだけど、暇つぶしにはもってこいだ。
なんでこの手のアプリが、SmartNewsじゃなくてもいいけど、Amazonのアプリストアにはないのか。なんで？

ネットワーク不調

社内のネットワークが不調で、つながったり切断されたりの不安定な状況が断続的に起きている。
今や何でもかんでもネットワークに依存していて、メールはもちろん、チャットもスマホ頼りになり、資料もサーバーにあるので仕事が出来ず、加えて電話もIP電話だから使えず、プリンターもネットワークにつながっているから印刷もできない。
こういうのってどうなのかなあ。

SmartNews Kindle

引っ越しを機会に新聞の購読を止めて1年半以上たつが、残念ながらまったく困っていない。子供の頃から朝（晩）新聞を読むのが当たり前だったので、止めるにあたっては相当な葛藤があったのだが、4000円の購読料が定年後の収入の低下を考慮すると12000円相当になってしまうと思うと止めざるをえなかった。
新聞の穴を埋めるのはもっぱらネットでのニュース、中でも（以前から使っていたが）SmartNewsが便利だ。オフライン状態でもテキストは読めるので家でダウンロードしておいて電車の中でタブレットで読むことができる。
タブレットはAndroidのスマホがどんどん大型化した影響なのかラインアップが減少している。その少ない選択肢の中ではKindleが、儲けようとそもそもしていないからか、圧倒的に安い。
安いのはいいのだがGooglePlayが使えないのが痛い。Amazonアプリストアはそこそこの品揃えはあるのだが、何故かSmartNewsをはじめとたキュレーションアプリが何もない。ついでに言うとLINEもない。そこそこあるけど、肝心なものがないというのはPrimeビデオと同じで笑ってしまう。
仕方なく裏技でスマホのSmartNewsのapkファイルをKindleに転送して使っていたのだが、急にデータの更新が出来なくなった。アップデートして仕様が変わったためかと推測しているが、新しいバージョンをインストールし直しても今度はアプリが立ち上がりもせず断念。この辺の使い勝手の悪さがKindleは残念だ。

テキトーなアドバイス

この歳になっても迷うことばかりで情けない。今さらと思いつつもこれからいったいどうしようと、藁にもすがる思いでネットをさまよったりする。
でもやっぱり藁ばっかりで、藁にすがっても溺れちゃうと思うことばかりだ。
シニアの再就職どうしましょう？　いわく、コンサルタントになって定年知らず！　何十万人もコンサルになってどうしようっていうんだ？
マンション管理士はどうでしょう？　交渉力に優れたシニアにぴったり。合格率8%だけどね。
こんなのばっかり。どうせタダみたいに安い報酬で雇われたライターがコピペだらけの文章を垂れ流しているんだろう。それを読むほうも読むほうだけど。

ZZ

ようやく、というのが正直な感想で「ガンダムZZ」を見終わった。47話というのは間延びするなあ。
この作品に限らずかつてはドラマは半年クール、大河ドラマや朝ドラに至っては1年、アニメは1年というのが放映の単位だった。それがいまや半減。いつからなんだろう。それだけみんな気忙しくなったのか、スタッフも役者も力が落ちたのか、こけた場合の製作費回収のリスクを恐れるようになったのか。
というのはともかく、ZZは前半がコメディタッチで、直前まで見ていたZの終わり方があまりに悲惨だったので、よけいに （放映当時もそうだったはずだが）作品の中に入っていくのが辛かった。
後半はやっと面白くなってきたんだけど、本筋はちらちら登場していたアムロや名前だけ言及されていたシャアが出てくる映画「逆襲のシャア」だよなあという気持ちがあるので、なんだかつなぎみたいな感じがして仕方がない。ちょっと不憫な作品だ。

アンナチュラル

どこまで続く野木亜紀子路線(笑)
いやー、初回からのけぞった。2018年1月放送で、まるで2年後の新型コロナ蔓延を予測するような内容とは。
濃厚接触とかPCRとか、マスクとかアルコール消毒とか、感染者へのバッシングとか。今年のニュースを見ているかのようだ。
石原さとみは可愛いけど、他の人もこの役は務まるのかなって思ってしまうところが弱みか。前職が大学の准教授という設定の割には若すぎるし。

準々決勝 二松学舎戦

さあベスト８、甲子園まであと3勝。だがこれからが胸突き八丁だ。
準々決勝の相手は二松学舎。今日も先発の田和が調子が悪い。いつもは走者が出るとギアを入れて三振を取るのだが今日はそういかない。初回1点を先行される。早実は逆転に成功し2-1に。しかし8回表に逆転を許し2-3。その裏タイムリー3ベースとスクイズ！で4-3！　そのまま逃げ切るかと思ったが・・・
9回表再び逆転される。ようやくここで田和を諦めて佐藤にスイッチするも犠牲フライで1点追加されて4-6。
最終回2死満塁まで詰め寄るが最後は1塁ファールフライでゲームセット。
結果論で言えばもう限界だった田和を9回の頭から佐藤に替えていれば逃げ切れたかもしれない、福太郎がチャンスに凡退を重ねたのも痛かった。しかし打てそうな感じがまるでしない下位打線の弱さ、エラーにはカウントされない守備の乱れ、キャッチャーの肩の弱さではここが限界だったのかもしれない。甲子園はおろか神宮が遠いなあ。

戦場のピアニスト

見放題が終わるというので慌ててウォッチリストから選んだ。選んでよかった。2時間半の長尺だけど時間を忘れる。
ロマン・ポランスキーってやっぱりすごいな。この作品は、当時のワルシャワでユダヤ人の子供として辛酸をなめた人間にしか描けないリアリズムなんだろう。見終わって長い長いため息が自然に出た。
しかしこんな体験をした人間は生き残ったとしても、やはりどこか壊れてしまうのだろう。ポランスキーのスキャンダラスな人生を（シャロン・テート事件はもらい事故だとしても）見ているとそう思う。

重版出来 続き

前半は評判ほどじゃないなあ・・・と思っていたのだが、新人編集者黒沢心の成長物語じゃないんだと気がついてからだんだん面白くなってきた。黒沢の周辺の編集部員や漫画家たちの群像劇なんだと。気がつくの遅すぎ。
成長物語というなら中田伯が少しずつ周囲に心を開いていくプロセスのほうがずっと物語だ。
この作品、癖があってかつ実力がある オダギリジョー、ムロツヨシ、生瀬勝久、松重豊等々の脇役たち（のほう）が魅力的だ。ジャニーズ事務所ありきのキャストがどれだけつまらないドラマを生み出しているのかがよく分かる。
・・・最終回、すげえな。恐れ入りました。世間的にはまだ知られていないけど、データを見ていると爆発しそうな予感、分かるなあ。めったにないけどこういうことがあるから仕事は面白い。この辺の描き方がリアルで、視聴率はいまいちだったけど業界的には話題になっていたんだろう。

傷だらけの天使 最終回

最終回、第26話が近づくに連れて見終わるのがもったいなくなって見るペースが落ちてきていた。
修と亨が殴られて騙されて割をくって寒そうにしているのは毎回の風景だけど、最終回はあまりに悲しい。
修と健太と3人で田舎でやり直したいと亨が無理して稼いで肺炎になって看取る暇もなく死んでしまい、一度は見捨てて高跳びしようとした修がその死を受け入れられなくて風呂に入れて、最後はリヤカーで夢の島を駆けていく（伝説的な）シーン。
そのシーンを見ていると、「真夜中のカーボーイ」のラストでダスティ・ホフマンが長距離バスの中で死んでいくシーンを思い出した。そうか、このドラマ全体、「カーボーイ」のオマージュなんだ。今頃気がついた。
しかしなんとも切ない。今生きているのは水谷豊だけだ。70年代は遠くなった。

恐るべしF-91W

チプカシのF-91Wを購入して1か月たった。ベルトがちょっと硬くて腕になじみにくいというのは欠点だが、着けているのを忘れそうな軽さはいい。
G-Shockのスピードモデルを息子にあげるまで散々使っていたが、こいつはふと気がつくと1分ずれていましたとか普通で、電波時計じゃないデジタルなんてそんなものかと思っていたが、F-91Wは1か月たって1秒もずれていない。マジかよ。

ショーン・コネリー逝去

享年90歳。007が全盛期だったのは60年代、僕が小学生の頃だからそういう年齢になるよな。
当時のマガジンとかサンデーの巻頭ページでは007の特集とか頻繁にやっていて、ワルサーPPKとかボンドカーの特殊装備とかのイラストを真剣に読んでいた記憶がある。だから当時の小学生はアストンマーチンって知っていたんだ（すごいだろ）。
3代目のボンドでロジャー・ムーアが登場してみんなしてボロクソ言っていたけど、今のボンド役（誰だっけ）よりは100倍いい。だって今の人どう見たって悪役にしか見えないもの。
全ては遠い記憶だ。合掌。

脚本の力

有川浩「空飛ぶ広報室」を7年ぶりに読み返したが、 主要な人物、セリフ、イベントは共通なのに、 脚本がいいとこんなにキャラクターやストーリーがくっきりはっきりするのかと痛感した。
空井とリカの挫折感、行き詰まり感、鷺坂や阿久津に叱咤激励され仲間に助けられて二人が成長して惹かれあっていくプロセス、周囲に理解されないことへの腹立たしさ悔しさ、青空を背景に飛ぶブルーインパルスの美しさ、が原作だとうすぼんやりしている。まるでとりあえず1枚撮影してそのままの状態の写真がトリミングされ、露出が最適化され、コントラストや彩度を鮮やかにしたら見違えるように。
ドラマ版のノベライズを読んでみたい。

3回戦 大森学園戦

八王子の最低気温は8度という予報で着込んでいったけど、風もなくそれほど寒くは感じなかった、むしろ帰り道は暑いくらい。
3回戦で初めて9回まで戦い、8回、9回は先発の田和に代わって佐藤、吉田が初めてマウンドへ。田和が7回12K、継投の二人も無失点と投手陣が安定していて落ち着いて見ていられた。7-1で勝利。
今季は投手がよく、送りバントもきっちり決めるなど早実にしては珍しいタイプのチームのようだ。その分長打力はあまりないが、欲張ってはいけない。
この日は第二試合で日大三と小山台があったので、内野はほぼ満員。声を出せないのが辛いけどこうやって観戦できるようになって良かったなあ。

MyJCB

毎日のようにAmazonとか楽天とかアップルとかLINEとかを騙るフィッシングメールが来て、みんなプロバイダー側で迷惑メールフォルダに入れてくれるのだが、昨夜はそれをすり抜けてきた（続けざまに3通も）。
利用状態に異常を感知したので会員ページにログインして確認しろというメール。アクセス先がhttp:なのですぐに分かったが、試しにのぞいてみたら実によく出来ている。本物と比べてみたが完成度が高い。これなら騙される人いそうだ。

どこに露出を合わせるか

ようやくF3を持ち出してあちこちレンズ越しにのぞいて思った（フィルムってランニングコスト高いから、実際にシャッターを切る10倍くらいは試しにあちこちのぞき込んだ）けど、F3の露出計は中央重点測光といいつつも実際はもっとシビアでスポット測光に近いような気がした。なにしろほんの少し構図をずらしただけでシャッタースピードが大きく変わる（露出優先オートで撮ったから）。明るい個所に合わせれば暗い個所は黒く潰れるだろうし、逆なら白飛びする。デジカメのマルチ測光でいかに楽をしているのかつくづく実感した。
逆に言えばマルチ測光で平均値の露出で撮れば仕上がりはあくまでも平均的になるが、スポット測光で（正しく撮れれば）黒は黒らしく映るし、白はきれいな白に映る。基本中の基本の話だけど、道具が原始的なだけあれこれ考えなくていけなくて、気持ちに余裕があるならこれは楽しい。
果たして鬼子母神の境内はちゃんと映ったのだろうか。フィルムはまだ半分残っているから現像はいつになるやら。