監督も出演者も全く知らない。が、2時間半という長尺だけどあっという間に見終わった。
考えてみると第二次世界大戦の映画って、連合国側視点のものが多くてドイツ側から描いたものは少ない。僕が見たのは「Uボート」くらいか。ナチスドイツは現代のドイツにとって未だタブーが多くて、描くのは大変なことなのだろうということは容易に想像はつく。
それにしても、なんという不条理さ、愚かさだろうか。側近がどんどん裏切っていく中、ヒトラーは妄想に逃げ込み周囲に八つ当たりする。子供たちを毒殺するゲッペルス夫人、犬死していくベルリン市民たち。ため息しか出てこない。

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