2021年度限りでホンダがF1から撤退することを発表した。かつて2回撤退し、現在は3回目の参戦だが今回は「参戦終了」もう戻ってこないと強い言葉を使った。
正確な額は不明だが、年間で数千億円をF1につぎ込んでいるらしい。それでも本田=F1、モータースポーツという本田宗一郎以来のブランドイメージを維持するため続けてきたけど、もうそんな余裕はなくなったとうことなのだろう。
直接的には春からのコロナの影響による売上激減があるだろうし、長期的には自動運転や電動化やコネクティングカーの流れへの対応を急がないと企業存続も危ぶまれるという状況を踏まえたものに違いない。
F1参戦=スポーツカーの売上という特殊な経営モデルのフェラーリはともかく、残るエンジンコンストラクターのルノーにしても状況はホンダと同じ、いやもっと切羽詰まった経営状態だ。日産ともどもいつ経営が行き詰っても不思議ではない。
この調子だと近いうちにコスワースみたいなプライベーターがまたメインになってくるのかもしれない。それはそれで面白いんだけど。

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