2020年10月16日金曜日

空飛ぶ広報室 続き

せっかく年休をとったものの天候はいまいちパッとせず、また気温が秋と冬と夏を短期間に行ったり来たりの急変で体調が悪くて、ほとんど外出もしなかった。
で、またまたAmazonプライムビデオだ。我ながら最近ドはまりだな、何年間も(いや数十年間も)映画やドラマを見る気持ちの余裕がなかった反動がきているみたいだ。
で、「空飛ぶ広報室」の後半を一気見して、毎回涙ぐんでいた。いいドラマだったなあ。このドラマ、放映時にももちろん評判は良かったけど、何年もたって動画配信されて初見の人たちがまた感激して口コミが広がってという好循環の中にある。歳月に耐える作品はやっぱりきちんと出来ている。
最終回の前半は2011年3月の震災と救援活動とその後を描いている。放映された2013年の2年前のことだが、いまこれを描いてもやはりピンボケになるのだろう。そういう意味では当時の雰囲気を伝える貴重な証言になるんだろうと思う。
いささか重苦しい前半を吹き飛ばしてエンディングに持っていくには、これ以上ベタな描き方はないだろう、空井とリカが駆け寄って抱き合って、空にはブルーインパルスがキューピットを描くという描写が必要だったのだと思う。辛かった二人と被災された人たちの長い2年間を思うともう涙ぽろぽろ。

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