「ラジオ深夜便」でインタビューをやっていて(朝4時台)、何の気なしにYouTubeで「ラ・カンパネラ」と「ノクターン」を聞いて衝撃を受けた。
この人のピアノ演奏は賛否が極端に分かれているそうで、否定する側は不正確、下手くそと罵るが、評価する側は魂の演奏だと言う。
年齢も年齢だし(僕の母より上だ、60歳をとうに過ぎてから売れたというのもすごい)テクニックは劣るのだろう。
だけど、この人の演奏はテクニックを超えたその先、作曲者の意図を超えた感情の表現を感じる。ピアノ演奏を聞いて涙が出たのは初めての経験だ。なんだかすごいものを聴いた。

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