2021年8月31日火曜日

アウトブレイク

1995年公開。人生でも数本の指に入る忙しい頃だったのでもちろん見ていない。
ヴォルフガング・ペーターゼン監督、ダスティ・ホフマン主演。他にドナルド・サザーランド、モーガン・フリーマンなど懐かしい俳優がたくさん。この時代の俳優たちのほうが馴染みがあって見ていて落ち着く。それに何でもかんでもCGに頼る現代と違って、実写でヘリコプターのアクションなどを撮影する映画のほうがずっといい。
せっかく年休を取ったのに残暑とコロナの感染拡大で外出もしない休日に感染症の映画を見るとは我ながらどうかと思うが、(映画的なご都合主義はともかく)さすがペーターゼン監督、すごく面白いし怖い。軍によるロックダウンとか、空気感染しないはずだったのに変異株が出現して映画館での咳で感染が広がるとかリアルすぎ。

2021年8月30日月曜日

3月のライオン シーズン1

「BANANA FISH」の次に見たので、日本は平和だなあって思っていたけど、盤面で火花を散らしている人たちはそれはそれで熱い。
普通の少女漫画だろうと気軽に見始めたけど、主人公零の孤独感や身の置き場のなさは痛切だし、胃痛に悩む島田八段の故郷の人たちへの思いや、追いつけないことは分かってはいるけど、それでも同い年の天才を追いかける苦しさの描写がすごい。人気が出たわけだよなと実感。シーズン2が楽しみ。

2021年8月29日日曜日

バケモノの子

細田守の作品って、惜しい、というのばかりだ。ターゲットにしているティーンエージャーたちは気にならないのか。
孤独な少年と育ての親との魂の交流はすごく感じるものがあって良かったんだけど、相変わらず脚本はダメ。雑過ぎ。
それに、脚本以前に「バケモノ」という割には顔が獣なだけで、全然化け物じゃやないし、異界も全然不気味じゃない。ごく普通に現実世界と行き来できるのって異界と呼べるのか? 
絵はすごくきれいなんだけど、なんだかな。ちょっと違うんじゃないか。

2021年8月28日土曜日

ドッグ・タグ

以前から欲しかったドッグ・タグをヤフーショッピングで注文して、数日で到着。送料込みで1080円。
米軍仕様なので2枚でセットだけど、1枚は死体から切り取って、という使い方はさすがにオーバースペックなので、サイレンサーは付けて1枚だけ首に下げた。
さあこれでいつでも行き倒れてもOK。違うか。


2021年8月27日金曜日

メン・イン・ブラック 3

ウィル・スミスもなんだか老けたなあ。落ち着いたというべきか。今回はタイムスリップもので、ジャンプ先はアポロ11号の打ち上げ直前。60年代を象徴する瞬間だものな。
もうこれでシリーズはお終い感が漂うしみじみとした結末。このシリーズでしみじみ感を味わうとは意外だったけど、これはこれで悪くない。トミー・リー・ジョーンズよ長生きしてくれ。あんたがいなくなったらけっこう寂しいよ。

2021年8月26日木曜日

岸辺露伴は動かない

久しぶりにNHKプラスを見た。TVerもそうなんだけど、配信期間が1週間って短くないか。
去年放映した時は僕は例によって早寝をしていたので見逃していた。NHKがらみはAmazonプライムビデオでも別料金なので、配信期間が短いとはいえありがたい。
ジョジョは息子が大好きで、よくジョジョ立ちしているが、僕は全然予備知識なし。それでもすんなり世界観に入っていけるのは高橋一生の演技力のおかげか。年末にはシーズン2が予定されているとか。楽しみ。くしゃがらが気になって仕方がない(笑)


2021年8月25日水曜日

浅倉南の呪い

多分にやっかみもあるんだろうけど、高校野球、特に夏の大会の開催方法については近年さまざまな議論がある。
曰く炎天下でやるのは健康に悪い、雨でノーゲームにするなんてかわいそう、ドーム球場でやればいいじゃないか等々。
合理性で考えれば全くもってその通り。でも(コロナがらみで無観客というのはちょっと置いといて)やっぱり甲子園球場じゃなきゃという人が、観客も当の選手たちも圧倒的に多いのではないだろうか。
それはね、南を甲子園に連れて行って、という浅倉南の呪いが高校野球界にかかっているからなんだよ。この術式は特級クラスだよ。


2021年8月24日火曜日

2度目のノーゲーム

よく50年に一度とか100年に一度の異常気象とか言うけど、今年の甲子園球場周辺はまさにそれで、はたして期間中に決勝戦までたどり着けるのか怪しくなってきた。
昨日も5回裏フルベースフルカウントのところで豪雨になって2時間待ったものの天候は回復しないのでノーゲーム、やり直しになってしまった。今大会これで2回目だ。それと別に8回の攻撃途中の降雨でコールドゲームになった試合もあったし。
天気とは別に大会が始まってから陽性者が出て出場辞退になったチームが2つ。もうめちゃくちゃ。
ごく普通に満員の観客の歓声の中で試合をやらせてあげたい。みていてつらいです。

2021年8月23日月曜日

週刊文春中吊り広告の廃止

9月から週刊文春の中吊り広告がなくなるとか。これで年間数千万円のコストダウンらしい。
コロナの収束はいつになるのか目途すら立たず、実際に収束した頃にはテレワークがすっかり定着して通勤電車の混雑度は元には戻らないんだろう。乗降客が減ったままなら広告を打つだけ無駄という判断だろう。寂しいけどしょうがない。文春の中吊りを見て、その反対側を見ると必ず新潮の中吊りが目に入るという光景はもう二度と見られない。コロナでいろんなものが消えていく。
。。週刊新潮もだって。

2021年8月22日日曜日

DELE

深夜ドラマ枠だったので放映されていることすら全く知らなかった。8話しかないのがもったいない出来。
まあ、不法家宅侵入ばかりやっているじゃないか、とかのツッコミどころはあるだろうけど、謎が解決してハッピー、にならない苦い結末とかどんでん返しとかこれでもかとあって見ごたえがあった。

2021年8月21日土曜日

宇宙戦争 1953年版

「宇宙戦争」といえばH.G.ウェルズで、オーソン・ウェルズのラジオドラマ事件が超有名(パニックが起きたというのはフェイクニュースらしい。残念)で、SFに感心がなくてもタコ型火星人のイラストを知らない人はいない。
という僕でさえ、あまりに有名だからそれ故に見たような気になっていて、この作品は未見だった。1953年の作品だから未熟な特撮で、と思っていたらとんでもない。さすがに登場人物の服装は古めかしいけど、この時代にいったどうやって?と思うほど特撮の技術は高い(映画館のスクリーンで見たら粗が目立つのかもしれないが)。ロスアンゼルス市街地が攻撃を受けてビルが壊れるシーンとかすごい。驚きでした。

2021年8月20日金曜日

第9地区

これを見ている間は2回目接種の副反応で微熱が出てぼんやりしていた。でも中身はちゃんと頭に入ってきたぞ。
タイトルは聞いたことがあったけど内容はまったく知らなかった。ハリウッドのSF映画なのに莫大な金はかかっていなくてアイデア勝負というとても珍しい作品。メカニックデザインがどこかで見たことがあるようなものばかりなのはご愛敬だが、ドキュメンタリー調のオープニングから社会派映画かと思わせる内容になるかと思いきや、最後はアクション映画になるという見事な変わり身。この監督、次作が続かなかったみたいだけどもっと撮らせてあげたい。

2021年8月19日木曜日

シン・エヴァンゲリオン劇場版

8月13日にAmazonプライムビデオで見放題が解禁になり(パッケージ版発売より前!!!)、深夜に息子が見て(3回目)、翌日僕が見た。妻のアカウントを最大限に活用している。
例によって盛り込まれている情報量が膨大なので1回見ただけでは到底消化しきれないのだが、物凄く大雑把な感想だと、庵野秀明も60歳を過ぎてようやく大人になったのか、だ。生き延びて大人になれて良かったね。
「胸の大きなきれいなお姉さん」と手をつないで「さあ、行こう!」なんていうラストシーンを誰が予想できただろうか。自分の子供の成長を見守る親(1歳しか違わないけど)みたいな心境だった。めでたしめでたし。

2021年8月18日水曜日

ワクチン接種2回目

周囲に2回目のコロナワクチン接種を終えた人が増えてきて、副反応は人それぞれなのだがそれなりにあったとかで、みんなに脅かされつつ夏休みを取って近所の区の施設へ。1回目より交通の便がいいので楽。たまたま空いていたので予約時間より早く摂取してくれた。
当日は左腕の痛みだけ。翌朝も筋肉痛・関節痛がちょっとあっただけ。拍子抜けしていたら24時間たってから微熱が出てきた。37.5度まで上がったのでキターーーーと思っていたらそれがピークで、映画を見ている間に治まった。なんだ。

2021年8月17日火曜日

細田版時をかける少女

ジャンプしている女の子のポスターをよく覚えている。タイムリープするたびにあんなにジャンプしたり転倒したりで生傷絶えないだろうと心配する。
NHKのドラマ版、大林版でも主人公が時間を跳躍するときは静かに気を失っていた。転がりまわるのと気を失うのと。これだけでこの作品は過去のものとは違うことを示している。それが今の(とは言えもう15年以上も前の作品だけど)ティーンエージャーには受け入れられたの要因なんだろうけど。でも騒がしいしガサツだ。ついでに脚本も雑過ぎる。うーん、ちょっと。

2021年8月16日月曜日

地球の静止する日

1951年の作品。なんだか見ている映画がどんどん古くなっていくような気がする・・・
円盤から宇宙人とロボットが出てくるシーンの写真しか見たことがなかった。その場面とタイトルは超有名。
地球人よ、調子こいてると痛い目にあうぞ、地球を消滅させるなんて簡単なんだぞと忠告(脅かし)に来た宇宙人(見た目も体の構造も地球人とまったく変わらず)。そのパワーを証明するのは30分間電力や動力をストップしたこと。ちょっと弱くないかなあ、と70年前の映画に突っ込んでもしょうがないんだけど。

2021年8月15日日曜日

妖星ゴラス

これも1962年の作品だからリアルタイムでは見ていない。本多猪四郎監督、円谷英二特技監督。
この時代の特撮にしてはちゃんとした映画。終盤に出てくる(トドラにしか見えない)怪獣は余計だけど、出さないと客が呼べませんよとかの話か。

2021年8月14日土曜日

CDレンタル

意地でもオリンピック中継は見ないようにしていた(妻が大好きで一日中見ているので嫌でも目に入るが)ので、暇を持て余したので久しぶりに近所のTSUTAYAでCDを借りてコピーをした。しかし行くたびにレンタル売場が縮小されて、悲惨な品揃えだ。この感じだと店舗の閉鎖も近いかも。まあ今どきCDを複製してリッピングしてとかするのは年寄りだけか。ブランクCD-Rが少なくなってAmazonとヨドバシドットコムで注文しようかと思ってみたら、こちらも品揃えが少なくて愕然。

2021年8月13日金曜日

アテネで恒久開催を

周りからは相手にされない僕の持論だ。夏のオリンピックは近代オリンピック発祥の地であるアテネでずっとやる。施設の維持費用は貧乏なギリシアでは払えないから、GDPに応じて各国が負担する。アテネも夏は暑いから快適な気候の時にやる。中継の費用も各国が負担するからアメリカのスポーツイベントの都合に合わせて真夏に開催とかはしない。
どうだ?
冬季オリンピック? 雪の心配をしないですむスイスあたりでどうか?

2021年8月12日木曜日

台風”上陸” 

数や被害の多寡はシーズンによってまちまちだけど、台風は避けようもなく日本に上陸する。
「上陸する」と普通に書いているけど、台風の正体は熱帯低気圧が発達したものだ。人間とかゴジラでは絶対にない。
でもあたかも実態があるかのように「上陸する」と表現するのはなぜなのだろう。モンスーンに名前をつけるのは各国の共通認識だからどの国でも同じような認識なのだろう。不思議だ。

2021年8月11日水曜日

やっと終わった

ようやくオリンピックが終わった。東京上空に居座っていた台風がようやく抜けた感じがする。
選手たちにはまったく罪はないが、最初から最後まで呪われた大会だった。コンパクトとか復興とかアンダーコントロールだとか快適な気候だとか嘘まみれの言葉に呪われたとしか思えない。
ひとつはっきりしたのはこの国はもうこのような大規模イベントを開催する力がないということだ。膨大な赤字を出したあげくにアウトプットがこれとはあまりに情けない。

2021年8月10日火曜日

中等症以下は自宅での療養

よほどの容態にならない限りは入院させてもらえないとか。外出自粛の呼びかけと飲食店いじめしか手を打たない無能な政治家と自分の保身しか考えない役人のおかげでこのざまだ。こんな国は亡びるしかないな。

2021年8月9日月曜日

5000人超え

毎日記録を更新して5000人超え。とか書いているうちに1万人とか軽く超えるんだろうな。
感染=発症ではもちろんないけど、気分は(たいへん)よろしくない。
母に電話して今年は(も)父の墓参りには行かないと告げた。お彼岸の頃にはどうにかなっているのだろうか。

2021年8月8日日曜日

この夏も

あちこちで最高気温が35度を超えて見事な盛夏だ。毎朝歩く道端の百日紅の花が咲き、蝉時雨がシャワーのように降りかかる。
だからといって海にも行かずバイクツーリングにも行かないのは自分の加齢のせいだけど、出歩くのがかったるい年齢だから実質タダのAmazonプライムビデオ三昧で休日を過ごせるのだが、遊ぶ気満々の年齢の人にとっては2年目に入ったコロナにはいい加減ウンザリしているだろう。我慢できなくなって遊びに行って結果的に感染を広げてもそれを責める気にはなれない。
体調が悪くなっても入院もさせてもらえないから元気な人にだけうつせよ。そういうわけにもいかないか。

2021年8月7日土曜日

SPECシリーズ

「TRICK」シリーズを見終わったので今度は「SPEC」シリーズ。同じ監督なので、尺が長くなるとグダグダになるのはご愛敬。
脚本があれこれ破綻していて、その辻褄を合わそうとしているうちにさらに訳が分からなくなるという、TVドラマで人気が出て後付けで何とかしようとして駄目になる典型例。
ま、金を払って映画館で見たら腹が立つだろうけど、いつまで続く緊急事態宣言下で、オリンピックも意地でも見ないという僕にはちょうどいい暇つぶし。

2021年8月6日金曜日

海底軍艦

1963年の公開だから僕がまだ4歳だ。本多猪四郎監督、特撮監督が円谷英二、メカニックデザインが小松崎茂という往年の特撮映画の巨匠たちだ。
出演者も名前は知らないけど、この手の映画では必ずみた役者たちが勢ぞろい(みんな鬼籍に入って久しいのだろうが)。まあ脚本はグダグダだし、え?これで終わり?みたいなラストだし、まああれこれだけど、僕的には◎。

2021年8月5日木曜日

ラ・カンパネラ

フジコ・ヘミングの名前はクラシックに興味がない僕でももちろん知っているけど、ちゃんと聞いたことがなかった。
「ラジオ深夜便」でインタビューをやっていて(朝4時台)、何の気なしにYouTubeで「ラ・カンパネラ」と「ノクターン」を聞いて衝撃を受けた。
この人のピアノ演奏は賛否が極端に分かれているそうで、否定する側は不正確、下手くそと罵るが、評価する側は魂の演奏だと言う。
年齢も年齢だし(僕の母より上だ、60歳をとうに過ぎてから売れたというのもすごい)テクニックは劣るのだろう。
だけど、この人の演奏はテクニックを超えたその先、作曲者の意図を超えた感情の表現を感じる。ピアノ演奏を聞いて涙が出たのは初めての経験だ。なんだかすごいものを聴いた。

2021年8月4日水曜日

HOUSE

1977年公開。ようやく見ることができた。見る機会はいくらでもあったのだけどいまいち手が伸びなかった。当時見たらまた違った感想があったんだろう。どんなものにも相応しいシーズンというものはある。
池上季実子って一学年上なんだ。山口百恵とおなじような誕生日だ。ということは撮影当時18歳になったばかり。なんだか石原さとみに似ているな。高校を出たばかりでこの色気はあり得ない。特に和服をきたシーンは。

2021年8月3日火曜日

サマーウォーズ

もう10年以上前の映画になるんだ。タイトルは知っていたけど内容はまったく知らないまま見始めた。
細田守監督作品は何故か縁がなく今回初めて。
主役2人はパッとしないけど、上田の大家族の面々がそれを補っていた。大きな期待をしなければとっても面白かった。

2021年8月2日月曜日

5回戦 国学院久我山戦

またしても完敗。4-10でコールド負け回避がやっと。
田和のフィールディングが怪しいのは昨秋の二松学舎戦の最後でもよく分かったけど、その後もちゃんと練習させないのは監督が悪い。
ファインプレーはいらないから、バント処理の練習はちゃんとやろうよ。あまりにも情けない負けっぷりだった。

2021年8月1日日曜日

トップをねらえ2!

ありがちとは言えちょっと残念な出来。何が言いたいのかよく分からないまま終盤を迎えた。主人公に華がないし。
ぼんやりしている間に最終話を迎えて、1のラストシーンと話がつながったけど別につながらなくても今回の話とはあまり関係がない。
後でWiki見て、ああそうなんだって思うような流れじゃ駄目だよな。まあ監督の力量の差と言えばそれきりだけど。