2020年12月21日月曜日

OM-1を使ってみた

渋谷・新宿に出かける時にOM-1をバッグに突っ込んでいった。F3とは全く違う軽さとコンパクトさに驚く。一眼レフといえばニコンF2とかキャノンF1とかの時代にOM-1の軽さは驚異的だったろうと思う。
露出計の電池は入っていないし、工夫して露出計を動かしても精度ははなはだ疑問なので、ISO(ASAと呼んだ方が年寄りにはしっくりくる)400、絞り11、シャッタースピード125分の1秒で固定した(写ルンですの設定をまねた)。セオリー通りなら晴れれば1000分の1秒にするところだが、フィルムは2段から3段の露出オーバーはOKという特性を生かした設定だ。この絞りの設定ならピントも適当に合ってくれるだろう。
こんな風に割り切ると気が楽だ。先日F3を使ったときはなまじ露出計を直したばかりなので神経質に確認したが、現代のマルチ測光と違ってスポット測光だからちょっとでも的を外すとオーバーになったりアンダーになったりする。
今回の撮影分を現像してみないと分からないけど、昔のカメラだから案外こんな使い方のほうが合っているような気がする。
途中のヨドバシカメラでレンズフードを買って付けてみたら男前になった。F3より使う頻度が多くなりそうな予感がする(OH高かったのに(笑))。軽さは正義だ。

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