いよいよ母の手術だ。二日前のレクは妹に任せたが、 話を聞いて不安になったらしく泣いていたとのこと。
まあ最近とみに涙もろくなっているが。 それにしてもこの2年くらいで急激に老け込んで、 すっかりおばあちゃんになってしまった。
当日は入り口で一緒になった妹夫婦と一緒に8時過ぎに病室へ。 昨日からいろいろ準備が予定通りにいっているから今日は大丈夫な 気がするといいながら母は手術室に入っていった。
その後はひたすら休憩スペースで待つ。義弟はもともと無口だし、 妹とも話題は尽き3人でひたすら待つ。 交代で昼食を取りに行った他はフロアを無意味に歩き回るだけ。 4時間と言われていたけどそれよりはかかるだろうなと思っていた 。それでも4時近くまで待つのは想定外だった。
執刀した医師からレクを聞く。 脳梗塞の治療のための血液をサラサラにする薬の影響で出血が止ま らず多量の輸血が必要だった。 金具を止めるのも骨がもろいので相当な工夫が必要だった。 骨と神経が癒着していたのでそれをはがすのに時間がかった。 今回は腰椎の裏側から金具を止めてできる限りの処置はしたけど、 これだとどうしても緩んでくるので前からも金具を止める必要があ るが、それは体力の回復を待ってから。等々。
麻酔から覚めかけて朦朧としている母とちょっとだけ会話をして帰 宅。何もしていないけどぐったりだ。

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