初めて買ったワープロはOASYS Liteだった。丸井で(当時は丸井とか百貨店で定価で!家電を買っていた)25万円とか出して(確か給料2か月分)、36分割でようやく買った記憶がある。液晶が8文字×1行しか表示できなくて、文章を校正するには延々とスクロールしないと読めなかった。
それでも字の汚さに悩まされて僕には夢のマシンで、ものすごく高かったけど元は取れたと思うくらい使いこんだ。もう37年くらい前だ。
キーボードはもちろん親指シフトで、慣れるととてもスムーズに入力ができた。もっともそれ以前はキーボードに触ったことがほとんどなかったので比較する基準がなかったのだが。その後液晶が巨大な(当時としては)OASYSに買い替えて、その後はPCに以降し親指シフトからは自然と離れることになった。
それは僕だけではなく世の流れで、親指シフトは評価は高い物の次第に廃れていき、この20年くらいは全く存在感はなかった。それでもキーボードの販売は続けられていたが、つい先日40年の歴史に終止符を打ったという。なんとも感慨深い。

0 件のコメント:
コメントを投稿