2020年6月16日火曜日

甲子園は特別

夏の大会も選抜に続いて中止となってしまったが、選抜に出場予定だったチームを招待して1チーム1試合限定だけど試合が出来ることになったという。出場予定だった選手たちにとってはこの4か月は、嬉しい・失望・嬉しいというジェットコースターのような日々だったろう。これがベストな事態であるわけはないが、出来る範囲で精いっぱい大人たちが頑張ったということだ。ボロクソ言われることが多い高野連だけど、これは素直にほめてあげたい。
残念なことに何をやっても文句ばかりいう人がいる。人数はたいしたことはないのだろうが、面白おかしく取り上げるメディアのせいでクローズアップされる。言わせておけよと僕は思う。なんで野球だけ、なんで甲子園だけ。自分が競技をしている種目、応援をしている種目はそれぞれに特別な存在だけど、野球は競技人口も応援している人の数も別格に多いから自然に声も大きくなる。当たりまえだ。
そして他の種目をやっていた僕でも思うのだが、阪神甲子園球場は特別な存在だ。夜行バスの窮屈な座席で我慢してたどり着いたアルプススタンドから見た夏空の下のあの風景、球場全体が祝祭の場と化したあの雰囲気。あれを味わったことがある人は誰だって甲子園は特別だと思うはずだ。無観客で寂しいけど、それでもないよりはいい。夏の甲子園。



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