ニコン F3 到着

大雪と外出自粛で暇を持て余していた日曜の午後にF3がゆうパックで届いた。35000円ほど。溜めていたAmazonのポイントとギフト券を使ったので16000円。さらにお釣り貯金を充当すると実質負担額は3000円程度だ。38年間の記念品としては何とも安いが、これが身の丈か。

届いたF3は前のオーナーの氏名・住所が記載された保証書（おいおい）によれば1984年に新宿のヨドバシカメラで購入したものだ。36年ものか。一度修理に出した修理明細も付いているが、ファインダーにちょっとだけゴミが混入しているほかは驚くほど程度はいい。あちこちのスイッチの作動が固いのは油切れなのか、そもそもそういうものなのかは分からない。手持ちのAi AF50mmレンズを付け、LR44ボタン電池を入れてみると露出計は動き、シャッターも切れた。フィルムの巻き上げの感触（まだ入れていないが）とシャッター音と素晴らしさ！！！　これだけど金を出した価値があると感じ入った。さすが名機中の名機と言われるだけはある質感と作動音。素晴らしい。

そもそも今さらフィルムカメラを使う必然性など何もなく面倒なだけなのだが、老後の趣味としてはいいよねと自画自賛。