すったもんだの末、 国民一人一人に10万円づつの給付が決まった。
と書くと10年もするとなんでお金配ったの? とか言われそうだが、 もちろん新型コロナウイルスによる外出自粛のお駄賃もろもろだ。
その額とかスキームとかには意見百出だし、 収束したらしたで将来への借金のつけ回しがどうのとかいっぱいあ るのだが、こんなことがいつまで続くのか、 いったいどうなってしまうのかという漠然たる不安をなだめる一定 の効果はあると思う。
僕はたまたま人生で一番お金持ち( とはいえ今月妻に贈与してあっという間減ってしまったが)だし、 取引先が休業だらけなので会社の業績もお先真っ暗で来年の雇用契 約更新はあるんだろうかとかの不安はあるけど、 おかげさまで当面の生活の心配はない。
で我が家に転がり込んでくる30万円。 妻はマスクやらなんやら出費は多いしバイトにも行けないしとぶー 垂れているし、 息子も稼ぎ時の春休みが収入0円だったので小遣いが欲しいので彼 らは消費に回すだろう。
で、僕は。
しばらく生活費には困っていないし、 逆に10万円じゃ老後資金の足しにもならない。
①貯金 ②妻と息子にくれてやる ③もっとリアルに困っているひとへ寄付する。 例えば学費が払えない学生、仕事にあぶれたシングルマザー。 直接渡すのは無理だからNPOへ寄付する。
この10万円の使い方で人間性とか哲学とか試されているように思 えて仕方がない。考えすぎか。 まだ1か月くらいかかりそうだからもうちょっと考えるか。

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