2019年10月7日月曜日

ラグビーワールドカップ アイルランド統一チーム

試合後選手の一人がいみじくも語っていたように、だれも日本がアイルランドに勝つなんて思っていなかった。なにせランキング世界2位。がんばって7点差に抑えてボーナスポイントを取れれば御の字と。
僕も試合が始まってからいつもの通りウォーキングに出かけたくらいだった。帰宅してみたらなんと3点差、そして逆転。ボーナスポイントを取りに行ったのはアイルランドだった。南アフリカに勝った時にも驚いたけど、今回はもっと驚いた。
それにしてもこのチームは、アイルランドと北アイルランドの統一チームだというのがもっと驚く。主将をはじめ3人が北アイルランドのチームに所属しているという
ジャック・ヒギンズをはじめとした冒険小説が流行っていた頃、定番だったのはIRAものだった。カトリックとプロテスタント、血で血を洗うテロ、裏切り者の膝を打ち抜く制裁等々。
まだまだIRAの残党がテロをやっているものの、停戦になってもう、というかまだ20年。ワールドカップが始まってからずっと統一チームで出場しているという。ラグビーファンって排他的なサッカーファンとは全然違うんだな。どう考えてもこっちのほうがましだ。

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