2008年7月12日土曜日

『蒲公英草子』 恩田陸 集英社文庫

のどかな雰囲気の中にもなにか起きそうな気配が終始漂っている。それにしても最後の『彼らが、そして私たちが、これからこの国を作っていくことができるのか、それだけの価値のある国なのかどうかを彼に尋ねてみたいのです』って言葉が重い。

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