2021年11月20日土曜日

スティーブ・ジョブズ 

キューバ危機を描いた「13DAYS」を見た時も思ったけど、実在の人物を描く時のアメリカ映画のキャスティングってすごい。よくぞまあこんなに似ている俳優(メイクの技術もすごいんだろうけど)を捜してくるものだ。阿呆のようにジャニーズのタレントを連れてくる邦画とは雲泥の差だ。
この映画も、正直なところ映画としてはどうなの?という出来ではあるけど、そっくりな俳優たちが当時の雰囲気を伝えることには成功している。
僕は90年代はMacユーザーでもあり(没落期だったんだな、と映画を見て思い出した)、iPodを買って感動した。MS-DOSの時代、Macのユーザーインターフェースはまるで未来か、宇宙からきたみたいで、フロッピーディスクの出し入れだけで感動した。
でも、だんだんとappleの世界観が息苦しくなってきて、つまりスティーブ・ジョブズが認めないものはユーザーが使うことは許されないという世界が嫌で、離れていった。彼が亡くなってもうずいぶん経つけど、その亡霊は今でもappleには残っている。良くも悪くも。

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