2020年3月12日木曜日

競馬シリーズ

もう何年も続けている「自炊」だが、これを始める前にまず売れる物は売り、捨てるものは捨てた。10年前?とかだ。
心を鬼にしてガサガサと捨てて、大部分はそれはそれでもう終わったことなのだが、今になって捨てたことを悔やんでいるのがディック・フランシスの競馬シリーズ。初期の頃のはハヤカワ文庫で、刊行に追いついてからは単行本で全部持っていた。正直後半はダレていたし、菊池光の訳もなんだかなあと思うことも少なくなかった。
ただ時折無性に読みたくなることがあるんだよな。藤沢周平と双璧かもしれない。
ただ著者が亡くなって見事にほとんどが品切れで、新品で入手できるのは4,5点くらいしかない。古本業界ではこの手の本なんて駄本だからまともに扱っているところなんてない。ネットだと手に入るけど、ヤフオクで45点揃いが即決18,000円だって。どうしようかなあ。

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