2008年9月15日月曜日

『最終退行』 池井戸潤 小学館

最終退行、って何? まず思ったらこれが最後のカギ締めのこと。なんだ。
舞台は違うが、前に読んだ『オレたちバブル入行組』とほとんど同じと思っていい。バブルが弾けた後の銀行のどーにもならない日々、保身しか考えていない上司、表面上は従っていてもどこかで人間としての誇りを捨てられない主人公、そしていったんは敗北するがどんでん返しがあって、やっぱり銀行で生きて行こう・・・。
銀行に就職しないでよかった。

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