なんでこんなややこしいことになっているのだろうか。 困ったときのWik頼みで調べてみた。
すると、JKK東京は1966年 東京都にいり設立された特殊法人で、その後1989年 財団法人都営住宅サービス公社と統合された、とある。
なるほど。で、 統合から30年たつのにいまだに組織は昔のままの2本立てになっ ていて(少なくとも直接僕らが接する窓口は)、 旧JKK管轄の住宅は「公社住宅募集センター」、 旧サービス公社管轄の住宅は「都営住宅募集センター」 が窓口になっている。所在地が違うのはいいとして、 同じ法人に所属していて、 同じような仕事をしているはずなのに営業開始時間が30分違う。 それに「都営」は土日祝休みで、「公社」は土曜はやっている。 変なの。
で、「公社住宅募集センター」 は以下のような中堅所得者向けの住宅を管理している。
①公社施工型都民住宅: 団地型のコーシャハイム、タワマン型のトミンタワー 公社所有の土地に公社が施工し、管理も公社が行う
②借上型都民住宅:民間の土地に所有者が建設・所有し、 JKKが募集・管理を行う
この①②タイプを「一般賃貸住宅」と総称
③指定法人管理型: 民間の土地に所有者が建設・所有し、 民間の不動産業者が募集・ 管理を行う。JKKは補助金を出すだけ? うちが以前住んでいたのはこのタイプ。
一方、「都営住宅募集センター」は
①都営アパート:低所得者向け
②都施工型都民住宅:中堅所得者向け
が管理対象だ。
たぶんこの理解でいいと思う(たぶん)。
まったくもってややこしい。 ホームページにはこれらの物件が混在している(ように見える。 JKK関係者は全然違うよと言うかもしれないけど)。
誰が土地を持っていようと居住者には関係ないし、 だれが管理しようと申し込み段階では関係ない。
だいたい中堅所得者向けの都民住宅の一部を「アパート」 という名称で都営住宅募集センターが管理していることが混乱に輪 をかけている。こういうのって一般的には「顧客志向皆無」 って言うんじゃないだろうか。
