2007年10月21日日曜日

チームひやみず 伊佐沼まで走る(前編)

前日の強い雨も上がり、20日は秋晴れになり気温も上がってきた。川越まつりの初日で混雑する中、チームひやみずのメンバーは集合してまずは9月に亡くなったかつてのクラブの顧問「ろくさん」のお焼香に。一駅電車に乗って最寄の駅についたものの、分かっているのは住所だけ。この辺は住宅と畑が点在しているところで、番地がランダムに振られている(ようで)見当もつかない。おーい、お前のメールの文面だと場所が分かっているような雰囲気だったじゃないか!と仲間割れしてもどうしょうもない。頼みのケータイのナビも地図が粗くて全然役にたたない。まいったなあと歩きながらも、農作業していたおじさんにこの番地なら多分あっちのほうじゃないの?とか適当に言われて歩き続ける。悪いことにこの辺はろくさんの親類縁者だらけらしく、表札は同じ苗字だらけ。
そこに自転車に乗って通りかかったおばあちゃんをつかまえて知りませんか?と尋ねたが彼女も分からず。しかし! なんと親切なことにあの家のおじいちゃんなら知っているかも知れない、とわざわざ遠回りして連れて行ってくれた。たまたまこの家がろくさんの家の本家筋にあたっていたらしく、ああ高校の先生やっていた、あそこあそこ、と教えてくれてようやくたどりついた。やれやれ、まるで12チャンネルの番組みたいだった。
奥さんに挨拶して仏前に。遺影のろくさんはまさに僕たちが知っているろくさんだった。享年93歳だったとか。ちょっと待て、じゃああの頃は既に60を過ぎていたのか? 定年ってなかったのか? たまたま次男も居合わせて彼も僕たちの後輩と判明したのだけど、50過ぎてからのこども? いま始めて知る数々の事実にあっけにとられながらろくさん宅を後にしたのでした。南無阿弥陀仏。

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