父の四十九日を前に、墓をどうしようという話になって母らと霊園の下見にでかけた。最寄の駅から車で15分ほど。バスを通っていてアクセスは悪くない。墓石屋さんから区画の特徴やらあれこれ説明を聞く。曰く東向きの方が人気があって西向きより5万円高いとか、こちらの芝生墓地は卒塔婆は禁止だとか。一生懸命売込みをしているのだが、一発目から即決する気もしないので上の空。既に建っている墓石を見ると最近のは〰家という伝統的なものより、漢字一字を彫りこんであるもののほうが多い。「和」とか「信」とかはいかにもだし、「楽」と彫るか「剛」と彫るかで人生観の違いを感じたりもする。でもなあ「躾」ってなんだかな。そもそもああいうのは遺族が仏さんのために彫るのか、それとも仏さんからの一言という位置づけなのか? 遺族があんまりだらしないから「躾」なのか、仏さんが生前
だらしなかったから「躾」なのか? 謎は深まる。
当たり前だけどお彼岸の中日だから人出は多かった。

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