午後に休みをとって観にいってきた。キャパ100人弱のスクリーンに10人くらい。平日の午後ならこんなものだろう。
公開が報道されてからどうしたものかと悩んでいた。こういう実写化でうまくいっのってめったにない。でも見に行って正解。
原作をきちんとリスペクトして物語を再構成して肉付けして、救いがないどんよりしたラストをちょっとだけ希望がもてる解釈で終わらせた。
原作ではヒロインが過去をすっかり忘れて男はいつまでも思い続けて、という関係だったけど、この作品では地球が滅亡するか駄目な大人になっていたら桜の木の下に行くという約束があったことにして、ヒロインは彼がちゃんとした大人になっていることを信じているから会いに行かないということにした。ああよかったなと僕はうるうるしながら観ていた。
原作でも今回も種子島パートがとてもいい。海と空の色、ロケットの打ち上げ。森七菜の演技が胸に迫る。
観にいってよかった。

0 件のコメント:
コメントを投稿