2018年の夏の甲子園に出場した三重県立白山高校の実話を元にした野球ドラマ。
あの高校のことは当時も騒がれたのでよく覚えている。底辺高校として馬鹿にされ、生徒は自信もやる気もなく、野球部は超弱小。それがあれよあれよという間に勝ち上がって県大会優勝。甲子園で試合が行われた時は足腰のたつ人はこぞって応援に出かけて町内は閑散としていたとか。今時こんなことがあるんだ、と思ったが、それがドラマ化。
実話を忠実にドラマ化しても感動作品になっただろうに、制作陣は更に搦め手に出た。なんと監督が無免許教員であると自首して退任。で、そこから選手ともども下剋上を図る、と。
いやいくら何でもやりすぎでしょう、とネット上は否定的意見が多く、視聴率もいまいちだったけど、面白くて幸せな3か月間を過ごせた。尺の関係で弱小チームが強くなっていく過程がほとんど描かれなかったことが残念だったけど、準決勝、決勝を描く回は結果が分かっているのにドキドキして、ボロボロ泣いてみていた。いいなあ、やっぱり野球もの。

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