荘子の言葉として有名な「井の中の蛙大海を知らず」に続きがある。「されど空の青さを知る」
こう続くことでや~い、この料簡が狭い世間知らずめというネガティブな響きが和らぐ。
でもこの部分は割と最近、日本で付け加えられたらしい。そして批判もある。世間知らずってことには変わりがないじゃないか、論点ずらしだ、詭弁だ云々。
まあそういう面があることも確かだ。
でもさ、って思う。こんな風に言わなければやっていられない、悔しさや悲しさや地団駄踏みたくなる焦燥感があることを。こんなことを井戸の底で呟くくらい見逃してくれないかって。

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