2008年10月14日火曜日

『空飛ぶタイヤ』 池井戸潤 実業之日本社

走行中のトラックのタイヤが外れて通りすがりの母子を直撃したという”あの”事件をモデルとした小説。あくまで小説であって、事実ではない。でもやはり思い出してしまう。結局あの事件の真相はよく分からない。刑事事件としては国土交通省へ虚偽の報告をしたとして当時の社長らの罪が確定しているが、一方でマスコミのバッシング、虚報とかいう話もある。事件が事件だから当たり前だけど読み終わってもすっきりしない。

0 件のコメント: