2008年10月25日土曜日

『虹物語』 志水辰夫 集英社

そうとう前の短編集で、驚くくらい筆致が若い。シミタツってこういう時代もあったんだ、というつまらない感想。

2008年10月23日木曜日

『借金取りの王子』 垣根涼介 新潮社

『君たちに明日はない』続編。どうして続編ってパワーが落ちるんだろう。予定調和だからか? そもそもが二匹目のどじょうをねらっているからか。

2008年10月20日月曜日

『おそろし』 宮部みゆき 角川書店

宮部版百物語。恐ろしいのは妖怪でもお化けでもなく、人間だとつくづく思う。作者はやっぱり百物語だからあと19巻は、とかいうことだが、このままじゃ”おちか”が可哀想すぎ。

2008年10月19日日曜日

第二回伊佐沼合宿

川越祭りの初日で大変な人出のなか、今年も敢行した伊佐沼合宿。ちょっと暑かったとはいえ、練習不足がもろに出て、完走すら出来ないというていたらく。ああ。風呂に入ってビールを飲んで余計によれよれに。本番まであと3週間。まずい。

2008年10月14日火曜日

『空飛ぶタイヤ』 池井戸潤 実業之日本社

走行中のトラックのタイヤが外れて通りすがりの母子を直撃したという”あの”事件をモデルとした小説。あくまで小説であって、事実ではない。でもやはり思い出してしまう。結局あの事件の真相はよく分からない。刑事事件としては国土交通省へ虚偽の報告をしたとして当時の社長らの罪が確定しているが、一方でマスコミのバッシング、虚報とかいう話もある。事件が事件だから当たり前だけど読み終わってもすっきりしない。

2008年10月11日土曜日

『ワイルドファイア 上・下』 ネルソン・デミル 講談社文庫

口の減らないヒーロー、ジョン・コーリーがまたも大活躍。なんで映画化してくれないのか。主役はブルース・ウィリス以外には考えられない。うーん。

『ローバー、火星を駆ける』 スティーヴ・スクワイヤーズ 早川書房

なにを隠そうアポロ計画のミッションをリアルタイムで見ていた僕は(まさに20世紀少年だ)ロケットフリークで、この手の話にはめちゃくちゃ弱い。ほとんどおじさんホイホイ状態。
2004年の1月に着陸した火星探査車のスピリットとオポチュニティの2台は当初の3ヶ月という予定を大幅に超えて今も活動しているという。すごい。動いているところを見てみたい。

2008年10月5日日曜日

今年も駅伝

もう今年はないと思っていた駅伝に今年も参加することに。未確認情報だがなんと「チーム冷や水」は今年はなんと2チームエントリーするかもしれないという怖ろしいことに。
ということで仕方なくジョギングを再会。気温30度以上では体に悪そうだから走らないと決めていたが、どうも最近は涼しくなるのが遅すぎる。しかし体が重いこと。こねこが自転車で伴走しているのだが、とうちゃんがんばれとの声援も空しく途中で歩く始末。再来週の合宿もしんどそうだ。

2008年10月4日土曜日

『褐色の文豪』 佐藤賢一 文藝春秋

『黒い悪魔』の続編。いわゆる大デュマの生涯。『モンテクリスト伯』は面白かったという記憶があるけど、こういう人だとは全然知らなかった。なんとも大人物。スケールがものすごいて感動的ですらある。