夜のクラゲは泳げない

うーん。
それぞれトラウマを抱えて悶々とするJK４人（うち不登校２人）が出会って、葛藤があって、最後は夢をかなえて、という王道のストーリーなんだが、どうも。
脚本がなあ。
４人とも才能があって努力もしているんだけど、それが伝わってこない。頑張っている様子が見えない。なのに最後は大成功。というのがなんとも納得感がない。
出会ってからラストまでの１年半を12回で描こうとするのがそもそも無理で、エピソードがばらけていて中だるみ。作画とかはいいんだけどなあ。残念。

劇場版夏目友人帳～うつせみに結ぶ～

いつも一話完結で、たまに前後編があるくらいなので、劇場版の尺は新鮮だ。まあいつもの通りなんだけど、三体に分かれたちびニャンコ先生がかわいい。

10円インシュレーター

80年代から90年代、ちょっとおしゃれな店の天井からは必ずBOSEのスピーカーがぶら下がっていた。もう30年近く前にスピーカーを買い替えた時、音質が、とかは全く考えずに僕はBOSE101MMを買った（と思う。覚えていないけど）。
業務用として酷使される前提なんだろうけど、このメーカーの製品はめったやたらと丈夫で、僕のBOSEもいまだに現役だ。いい加減飽きたな、それに加齢のせいか高音がだんだん聞きにくくなってきたのかもっと抜けがいい音がいい、とか思って代わりのものを散々物色したけど決め手がない。使えるものを捨てるのも気が引けるし。
机の上にそのまま置いていたのだが、10円玉を底に置いてインシュレーターにするといい、という話を聞いてさっそく試してみた。おお、全然違うじゃん。これならまだまだ使える。オーディオは奥が深いな。

MASTER KEATON

150話近く続いた原作のうちの4分の一程度のアニメ化なので（多分）原作の面白さが伝わってきていないんだろう（と思う）。
主人公は考古学者にして元SASで保険会社の調査員という複雑な経歴の持ち主で、なんとも飄々としていてつかみどころがない。で作品全体から受ける印象もそのままつかみどころがない。ちょっと評価しにくい作品。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

しょうもないお話なんだが、十数年前のオタクの生態がデフォルメされている（たぶん）だろうけど、雰囲気が伝わってきてなんだか懐かしい感じがする。当時僕がエロゲーをやっていたわけではもちろんないんだが。

可愛いだけじゃない式守さん

この作品にあんなに「気になる」がついているのか理解できない。どこがいいのか全然わからなかった。構成はめちゃくちゃだし、作画もテキトー。ラブコメにはありがち設定とはいえ、運動音痴の主人公があんなにもてる理由の説明もない。
うーん。

夏目友人帳 陸

夏目は永遠の高校2年生なんだな。もう何回となく同じような季節を見ているような気がする。これはこれで既に妖の術中にはまっているのかもしれない。

君に届け 3rd Season

13年ぶりの続編。さすがプロで声が全然変わっていないのがすごい。能登麻美子の囁き声はやっぱりいいなあ。もう聞いていてうっとりする。
爽子だけじゃなくて登場の女の子がみんな純情でもう見ているほうがドキドキしてくる。最後は楽しいクリスマスパーティーで幕。この世界観は素敵だ。どうかみんな幸せになって欲しい。

2024年夏甲子園 3回戦 大社戦

中継を見ていたらトンボが甲子園上空を舞っていた。いつまでも暑いけど夏ももうすぐ終わる。
土曜日の夕方から家族でTV観戦をしていたけど、試合終了で3人とも呆然としていた。なんだかすごい試合を見てしまった。高校野球はこれだからやめられない。
9回裏の内野5人でスクイズ封じをした早実の守備は伝説として語りつながれていくのだろう。痛恨のサヨナラ負けを喫していしまったけど、ここまで執念を見せてくれた早実ナインと勝負師の凄みを見せてくれた和泉監督に拍手を。

木更津キャッツアイ 日本シリーズ

本編の好評を受けて作られた劇場版1作目。でもこれは余計だったな。もう滑りまくり。ほとんどコント。最後にはゴミ怪獣まで出現というわけの分からなさ。クドカン絶対いやいや書いたんだな。

米寿のお祝い

父と叔母の墓参りのついでにちょっとだけ早い母の誕生日祝いをした。満88歳の米寿。しゃぶしゃぶの個室を取った。けっこうな値段。でもまあ喜んでくれたのが一番。一番喜んだのは孫たちからのお小遣いだったな。こんなのもらえる人ってそうそういない。いろいろあっただろう人生だけど終わり（じゃないけど）良ければすべて良し。

2024年夏甲子園 2回戦 鶴岡東戦

西東京大会で打ちまくられたエースと守備はボロボロだったチームが延長10回を1対0で勝つなんて結果を予想できた人がいただろうか。こんなことが起きてしまうから高校野球は面白い。
中村は６回までノーヒットノーラン。ストレートが高めに行ってしまうのは変わらないけど四球わずかに一つと全くの別人。今まで見たことがないスクイズを失敗したところでこれは負けたと思ったけど、流れを渡さなかったのはよかった。最後は10回裏中村のヒットでサヨナラ。また漫画のような試合を見た（職場のPCで小さな動画とテキスト速報だったけど）。さあこれでベスト16。もしかしてって思ってしまう。

2024年夏甲子園 1回戦 鳴門渦潮戦

おんぼろ夜行バスに揺られて今治西戦を応援に行ってからはや9年。今年はTV観戦。案の定アルプススタンドは朝から超満員。すげえな。
中村が相変わらず立ち上がりが悪く四球連発でどうなるかと思ったけど、宇野の攻走守の大活躍で流れは早実に。終わってみれば8対4の圧勝。みんな頑張って甲子園に駆けつけた甲斐があったというものだ。

花野井くんと恋の病

なんだかパッとしないなあと思っているうちに終わってしまった。とっても中途半端な物語。なんで少女漫画に出てくる男ってイケメンコミュ障ばかりなんだろうか？　巨乳のヒロインばっかりというのもどうかと思うけど。どっちもどっちか。

魔法科高校の劣等生 第3シーズン

今シリーズも話はあまり進まずに終了。この調子だと完結まであと10年くらいかかるか。「とあるシリーズ」みたいに話が支離滅裂になっていないだけずっと救いがあるんだが。

夏目友人帳 伍

人間の登場人物たちはケータイもスマホも持たず、いつの時代の話なのかも分からない。辛うじて車のデザインは現代風だ。浮世離れした風景の中で妖と繰り広げられるお話はやっぱりサザエさんだ。

中二病でも恋がしたい！戀

ヒロインが中二病の証である眼帯を取った第一シーズンで終わりにしたほうが良かったんじゃないだろうか。せっかく二人が一緒に住むという設定にしたのに全然それが生かされていないし。ということで不完全燃焼でちょっと残念。